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UNISOT社が提供するブロックチェーンアプリケーション「SeafoodChain」がパイロットプログラムを実施。

シーフード業界のサプライチェーン管理を目的としたブロックチェーンアプリケーションであるSeafoodChainが、パイロットテストを行ったことを明らかにしました。養殖した魚が消費者の手に渡るまでのすべての情報を追跡することができます。

SeafoodChainがパイロット段階に

ノルウェーのエンタープライズブロックチェーンプロバイダーUNISOT社によって開発されたSeafoodChainは、ブロックチェーンベースのシーフード業界向けサプライチェーン管理アプリケーションです。

UNISOTプラットフォーム上に構築され、ビットコインSV(BSV)ブロックチェーンを搭載しており、ユーザーがQRコードでスキャンすればシーフード製品の起源から関係者まですべてを追跡することができます。

今回、SeafoodChainは水産サプライチェーンの異なる段階における3社のクライアントを対象に、カレイ科の魚「オヒョウ」の養殖場から食卓までを追跡するパイロットプログラムを実施したことを明らかとしました。

参加した企業は、

・Sterling White Halibut(ノルウェーの水産養殖業者)

・Reinhartsen Engros(大手シーフード流通業者)

・寿司レストランのチェーン店(Reinhartsen Engrosの顧客)

となっており、BSVブロックチェーンへのインターフェースとしてSeafoodChainを使用し、サプライチェーンに沿った情報の記録とアクセスに関与することができます。

関係者のシームレスな統合を

Sterling White Halibutは養殖したオヒョウの「DNA構造・与えられた餌・飼育されている水温・与えられている薬」など孵化した瞬間からすべての情報をデータとして入力します。

オヒョウが寿司屋に届くと、シェフはQRコードをスキャンして品質と出どころなど詳細な情報を確認することができます。

次のステップとしてすべての消費者が原産地からサプライチェーンの行程だけでなく、推奨レシピ・食材・アレルギーなどの追加情報を確認できるようになる予定です。

UNISOT社とBlockchain Associationの創設者ステファン・ニルソン氏によれば、このテストは現時点でかなりの成功を収めており、商業用と小売用の2つのアプリを開発していると明らかにしています。

また次の目標としてこれらのプロセスの自動化と、水産養殖業者・流通業者・小売業者のERPシステムを統合させ、利害関係者がアプリケーションをシームレスに統合できるようにするプラグインの開発を8月を目処に開発中だとしています。

現在大手IBMがブロックチェーンを採用し、シーフード業界に参入していますが、ニルソン氏はSeafoodChainの方がはるかに安全、スケーラブルで低コストだと強調しました。