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ビットコインのブロックチェーンを3Dで確認可能に。IOHKの「Symphony 2.0」

仮想通貨カルダノ(ADA)を開発しているIOHKは、ビットコイン(BTC)のブロックチェーンの取引履歴を3Dで鑑賞できるツール「Symphony 2.0」をリリースしています。

Symphony 2.0が公開

2019年7月、IOHKのSymphony of Blockchainsのチームは3Dでビットコイン(BTC)のブロックチェーン取引履歴を確認できる、「Symphony 2.0」をリリースしたことをカルダノのフォーラムにて発表しました。

Symphony 2.0では実際のビットコイン取引を視覚的・聴覚的に鑑賞することが可能となっています。チームによると利用者が具体的かつ感覚的な情報に変換し「ブロックチェーンに興味をそそられ楽しんでくれるような方法を表現した試みだ。」と述べています。

共に公開された映像では利用すると、取引はクリスタルで表示され、それぞれ高さは価値、明るさは使用済み消費率で異なる仕組みとなっています。また音についても1つ1つ異なり、取引金額に基づいて生み出されます。

検証済みトランザクションについては同心円状のリングとして表示され、トランザクションが追加されるたび、物理的宇宙の拡大モデルのように外側に伸びていきます。

初心者が学べる機会を

開発の手がかりとしてチームは、複数の正弦波を足し合わせて音色を合成する音響合成技術「additive synthesis(加算合成)」と呼ばれるプロセスを経て音の表現にたどり着いたと明かしました。

そのためすべてのトランザクションには特徴的な音があり、これらのトランザクションで構成されるすべてのブロックは独自の「auditory fingerprint(聴覚的指紋)」を持っていると主張しています。

このプロジェクトの重要性についてSymphony 2.0の実際の開発者IOHK_Kevin氏は「ブロックチェーン技術に興味はあるもののまだ知識がないユーザーの教育を深めるためのツールになる。」とコメントし、次のように付け加えました。

「ブロックチェーンとその仕組みを説明するのは難しいことです。技術者は今ではグラフやチャート、あるいは従来のブロックエクスプローラを使って、かつてはできなかった複雑な用語を説明することができるようになりました。」

そのため現在、さらに分かりやすくするためSymphonyを使用しブロックチェーンについて教育を行っているユーザーから、フィードバックを集めている最中だとも明かしています。

今後はSymphony 2.0をビットコインだけでなく、イーサリアム(ETH)やカルダノ(ADA)のブロックチェーンでも作成できるよう応用していく予定です。