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ブロックチェーン技術がプライバシー保護に重要とされる理由

企業によって集中管理されたインターネット上の個人情報漏洩はここ数年で増加しており、悪化の一途をたどっています。今後ますます多くの人がオンラインを利用した日常生活を送るようになると言われる今、デジタルの個人情報を保護するためのより強固なシステムが必要になってきています。仮想通貨とともに注目されるブロックチェーン技術を応用すればより安全にインターネットが使用できると言われています。

懸念される個人情報の漏洩

中央集権化された企業のハッキング被害などによる個人情報漏洩のニュースは後を絶ちません。ネットワーク構成やアクセス権限の単純なエラーが発生することにより、何百万ものユーザーのEメール、パスワード、ユーザー名などが外に漏れる事となっています。

また、複数のサイトで同じメールアドレスやパスワードを使用していれば、1つのサイトでパスワードが漏洩した場合に被害が拡大する可能性もあります。

さらには、より安全とされる生体認証のデータ自体も企業から漏洩しているとの報告も上がってきています。今月には銀行やイギリス警察、多くの防衛関連企業が使用している生体認証データがハッキングにより大量流出するという出来事があったばかりです。

盗まれた生体認証データには約100万人以上の指紋情報が含まれており、もしハッカーにより指紋情報を書き換え変更された場合、通常はアクセスできない機密情報にすら侵入される可能性があります。

Eメールやパスワードであれば設定を変更することでデータを保護できますが、顔や指紋を変えるのは困難な事と言えます。ここで注目されているのが、仮想通貨にも用いられているブロックチェーン技術です。

ブロックチェーンで安全はもたらされるのか?

個人情報漏洩の原因として、中央集権型といえる企業による一括管理が挙げられます。しかし、非中央集権型とされるブロックチェーンを用いれば分散して情報を管理できるため、ハッキングなどによるリスクを大幅に削減する事ができます。

例として、自分のIDを紐づけした「秘密鍵」をデバイス上で保管し、指紋認証でアプリを開きQRコードをスキャンすれば、情報を記入せずとも本人であることを証明できます。

また万が一不正により自身のIDが使用された場合、アラートによってリアルタイムで知らせるような仕組みを作れば、より強固に詐欺の発生を監視する事ができます。

さらに応用も可能なため、医療カルテや履歴をブロックチェーン上に記録してしまえば、医者が見られる情報を患者自身で選ぶ事もできるようになります。

今後ハッキングがさらに増加し、ユーザーの個人情報保護意識も高まればオンライン上にさらなる安全なシステム導入を望む声が多くなると予想されます。ブロックチェーン技術はユーザーにプライバシーを取り戻す、有効な手段だと言えるでしょう。

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