今日の情報が、明日の君をつくる。

ブロックチェーンが私たちの生活にどのような影響を与えるのか

2019年のトレンドの1つとして「トークン化」があります。トークン化は、医療やアートなどさまざまな分野に適用できるものです。今回の記事では、トークン化を含めたブロックチェーンの技術が、私たちの日常生活にどのような影響を与えるのか確認していきましょう。

顧客の行動予測

一般的に、商品やサービスを提供する企業側は、顧客の行動を予測することができません。これによって、商品の過剰生産が起こる可能性があります。また、過剰に生産された商品は、利用もされずに処分されてしまいます。

しかし、スマートデバイス(既存の枠に捉われない機器の俗称)であれば、取得したデータを分析・記録することが可能です。このデータは、常に変化する顧客の行動を予測することに役立ちます。

サプライチェーン

オンラインショッピングは多くのユーザーが利用する、巨大な市場へと変貌を遂げました。こうした消費者の変化は、既存のサプライチェーンを再構築する必要性を示しています。

実際に、配送サービスの面ではオフラインの店舗よりも多くの労働者を集める必要があります。加えて、現在の都市構造では、商品を保管する倉庫は消費者の近くになければなりません。しかし、AIとロボットのテクノロジーが今後成長していけば、労働者を雇用する必要もなくなり、コストを削減することが可能となります。CriptoGlobeはこの点について、以下のように述べています。

「実際にロボットを供給プロセスに組み込むのであれば、トークンの受け取りや処分のための決定権を与える必要があるでしょう。イーサリアム(ETH)のインフラストラクチャを使えば、人間とロボットのやり取りに加えて、ロボットとロボットのやり取りもスマートコントラクトで実現することができます。たとえば、スマート冷蔵庫を使い、牛乳が切れたらドローンで配達を行うような注文をすることも可能です」

トークン化で市場を開けたものに

ブロックチェーンによってこれまで独占状態にあった市場はさまざまな人に開けたものへと変化します。それだけでなく、あらゆる価値をトークンへと変えることができます。この中には、これまでデジタル化が難しかった資産も含まれています。

たとえば、国や企業などが出す二酸化炭素の排出取引も挙げられます。これらの取引は、現在に至るまで不透明でスピードも遅いという特徴がありました。しかし、ブロックチェーンを使うことで、これらの取引を円滑でスムーズに行うことができるようになります。