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ビットコインの価格に対する大口投資家の影響とは




仮想通貨業界には2種類の大口投資家がいます。1つはゴールドマンサックスのような顧客から預かった資金を運用する機関投資家で、もう1つは、ビットコインを初期から保有している「クジラ」と呼ばれる投資家です。「クジラ」とは、ビットコインBTC)やリップルXRP)、ライトコインLTC)など急激に価格上昇を記録した通貨を大量に保有している投資家を示します。クジラたちは、取引量がそれほど多くない仮想通貨市場において大きな影響力を持ちます。

仮想通貨業界で有名なクジラとは?

クジラと呼ばれる人は、市場に多く存在します。しかし、基本的に彼らは素性を明かさないので連絡を取ることや詳細な情報を知ることは難しいのが現状です。

サトシナカモト
最も有名なクジラは、ビットコイン創設者のサトシナカモトといえるしょう。2009年に初めてビットコインのマイニングを始めており、彼のアドレスには数100万ビットコインが保管されているといわれています。

ビットコインの性質上、どのアドレスでブロックを生成したのかを特定することは可能です。アドレスには多額のビットコインが保管されていることはわかっていますが、そのアドレスの所有者がサトシナカモトであるかは定かではありません。

どちらにしろ、ナカモト氏が多くのビットコインを所有していることは間違いないでしょう。

ビットコインの生みの親Satoshi Nakamoto(サトシナカモト)とは?正体は誰なのか?

ウィンクルボス兄弟
他に有名なクジラとして、仮想通貨取引所であるGeminiを運営するウィンクルボス兄弟がいます。彼らは、双子として最も有名な仮想通貨投資家と言って良いでしょう。フェイスブックとフェイスブックの創設者であるMark Zuckerberg氏を相手に起こした訴訟に勝訴した後で、当時の価格で1100万ドル相当のビットコインを購入しています。

一時は、ウィンクルボス兄弟が全体のビットコインの1%を所有していたそうです。
現在のビットコイン総発行量は約1700万BTCなので、同兄弟は17万BTC・日本円で約6800億円を保有していたことになります。2017年末から2018年初めに記録されたビットコインの最高値を考えると、一時的に1兆円を超える資産を持っていたことがわかります。

Pantera Capital
クジラというのは、何も1人の人間である必要はありません。Pantera Capital という企業は、北アメリカにおいて最初にビットコイン投資を事業として立ち上げた会社として知られています。2013年に創設されて以来、ブロックチェーンやデジタル資産に投資する同企業の方針は、創業者であるDan Morehead氏の発案です。

Morehead氏は、同様に仮想通貨取引所Bitstampの役員でもあります。この取引所で行われる仮想通貨取引は、シカゴ・マーカンタイル金融先物取引所(CME)が先物ビットコインを扱うためのスポット価格を表示させるために使用されています。

“クジラ”による市場への影響とは

ビットコイン価格が下落を始めた時に、クジラについて議論されます。彼らは市場操作の原因として、よく非難されているようです。

これは機関投資家が仮想通貨取引所で仮想通貨を購入するのではなく、クジラから直接購入するために起こる現象です。取引所で取引されていない仮想通貨を持った機関投資家が取引所でそれらの通貨を売却すれば、それだけ売り圧が増えることになり価格が下落していくのです。クジラから直接購入する方法を、Over-The-Counter トレード(OTC)といいます。OTCでは、クジラと機関投資家が交渉によって価格を決めるので、取引所における価格変動を受けないというメリットがあります。




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