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南メソジスト大学が発表:仮想通貨の上昇前にはグーグルのトレンド数とツイート数が増加傾向にある

南メソジスト大学が発表した論文によると、グーグルの検索数とツイートの量が、ビットコインBTC)とイーサリアムETH)の価格を予想する際の指標となるようです。特に、グーグルトレンドのデータでは、価格が上昇する前に検索数が急増しており、その相関性が示唆されています。

仮想通貨の上昇時期はネットで判断できる?

今回、テキサス州ダラスにある南メソジスト大学が発表したこの論文は、ツイッター上でビットコインとイーサリアムについてつぶやかれているデータとグーグルトレンドのデータを収集したもので、価格上昇の前に、ツイート数とグーグルでの検索数が増加する傾向があることが明らかとされています。

この研究は、ツイートの数とそれに関する正負両方の感情がBTCとETHの価格に影響を与えるとの仮説を立てた上で行われたものです。これは、テクニカルやマーケット分析の分野において、価格の傾向は群衆心理を反映しているとし、関連した文章の傾向から判断する「センチメント分析」とも呼ばれています。

つまり、理論的には、SNSなどのネット上でユーザーが特定の仮想通貨に対し、どの程度「肯定的」もしくは「否定的」な意見を述べているか測定ができれば、価格の推定ができると予測されていました。しかし、今回の研究では、「肯定的」もしくは「否定的」な『感情』については関係がなく、ツイートの『量』が仮想通貨の価格に影響を与えていることが判明しました。

その中で、実際のツイートより価格や広告、スパムなどを投稿するBOTが2100万アカウントもある事、また、ビットコインとイーサリアムの価格が下落してもユーザーは「肯定的」であり、仮想通貨についてツイートする人々は前向きな意見を発言しがちである事が要因に挙げられています。

グーグルトレンドと価格の相関性

なお、今回の研究ではツイートを分析するためにオープンソースの感情分析ツール「VADER」が使われています。また、ツイートのデータは「bitinfocharts」と言うサイトを利用して2014年まで遡り、グーグルのトレンドデータはビットコインとイーサリアムの単語を軸に2004年まで遡り収集しました。

その結果、特にグーグルトレンドの検索数のデータにおいて、ビットコインとイーサリアムの価格と検索数には相関性があり、価格が上昇する前には検索数も上昇している事が判明しました。

同様に、ビットコインの上昇はツイッターのつぶやき数とも相関性がある事が、この論文で明らかとされています。

今回の南メソジスト大学が発表した論文は非常に興味深く、ツイートやグーグルの検索数が価格の指標になるということは、チャート分析があまり得意ではない人達にも役立つ内容であると考えられます。また、本格的な市場復活の時期の予測にも有効だと言えるでしょう。

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