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ビットコインマイニングで環境問題を解決する

貯蔵・利用できない天然ガスを燃やす一般的な廃棄方法にフレアリングというものがあります。このフレアリングの「無駄」ともいえるエネルギーが、ビットコインマイニングに最適である理由を検証していきましょう。

テキサス州の住宅が必要とする量以上の燃料が、フレアリングにて焼却されている

ここ最近のブルームバーグの報告によると、アメリカの堆積盆地である二畳紀盆地では大量の天然ガスが発生しており、事業者はその一部を焼却する必要がありました。この焼却プロセスは「フレアリング」と呼ばれており、効率的な利用が見込めず貯蔵よりも焼却した方が理にかなっている場合に行われます。地域の石油生産が増えるのに比例する形で、フレアリングも増加しています。

また、この報告書ではテキサス州の住宅が必要とする量以上の燃料が、フレアリングされていたと記載されています。

解決策が必要な問題

テキサス州アービングに本社を置く、石油・ガスの生産事業者であるPioneer Natural Resources社の最高経営責任者であるスコット・シェフィールド氏は、「フレアリングは、二畳紀盆地にとっての大きな課題点です。そして、私たちを含めた生産者は、フレアリングを止める方法を探す必要があります」

ガス・燃料業界の課題は、消費者にガスを届けるための十分なパイプラインがないことです。その構築には多くの資金が必要となります。

しかし、財政上の問題だけでなく、フレアリングは多くの環境問題も引き起こします。実際に大量の二酸化炭素が排出されており、環境への深刻なダメージが問題となっています。また、自動車などによる二酸化炭素排出などほかの分野と比較した場合でも、フレアリングが気候変動にもっとも悪い影響を与えたことも報告されています。

すでに存在しているもの

Bitcoinistは、この問題の解決法は、ビットコインマイニングの中にあるかもしれないと報じています。例えば、石油企業とビットコイン起業家であるスティーブン・バーバー氏のプロジェクトでは、石油・ガスの過剰な生産によって生じるフレアの問題に取り組んでいます。

バーバー氏はマイニングマシンで埋め尽くされた輸送用コンテナに発電機を設け、それをカナダの遠隔油田に置きました。その目的は、天然ガスを電気に変換することと、リグに電力を供給することです。マシンが常に稼働するためには、1日あたり約400立方メートルの天然ガスを使用することになります。

エネルギーの無駄を活用し環境保全へ

バーバー氏によると、このマイニングは、マイナーへの手数料報酬を生み出せるために、エネルギー効率を良くしたフレアリングの有益な活用方法であるとしています。また、ここで採掘したビットコインは、環境問題の改善や、地域のインフラ整備などに利用するとのことです。

ビットコインマイニングには高額な電気代がかかり、かねてから問題となっていました。フレアリングによって発生するエネルギーの無駄を活用し、効率的に循環させることでマイニングを行うという発想は、理にかなっているといえるでしょう。

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