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2020年に入り好調な仮想通貨市場、2017年のバブル相場と同じ道を辿るのか?

仮想通貨ビットコイン(BTC)は2020年に突入した2ヶ月足らずでこれまでから一転した好調さを見せています。追随するようにアルトコインの価格も軒並み上昇し、2017年のバブル相場と類似する様子を見せていますが、アナリストの間では「これまでとは違う」との分析がなされています。

バブル崩壊後のビットコインを振り返る

2020年に半減期という最大の好材料を控えるビットコインですが、その価格はあっという間に1万ドル(約110万円)を達成しました。2月10日には一旦9,700ドル(約106万円)まで落ち込むも再び回復し、現在高値を更新しています。

2017年末に到達した20,000ドル(約220万円)台にはまだ半値近く及びませんが、2年間続いた下火相場からようやく脱出できたとして、期待する投資家も多く出てきています。

2018年初めに下落したビットコインは勢いが止まらず、同年夏に6,000ドル(約66万円)台半ばまで下がりました。その後ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによりビットコインSV(BSV)が誕生しました。

このハードフォーク劇がビットコインの下落に輪をかけ、史上最高値から70%以上となる約3,500ドル(約38万円)まで低下し、アルトコインも同様に最高値から約90%以上も暴落する通貨が続出しました。

その後ビットコインは2019年7月に約13,000ドル(約140万円)まで回復し、投資家から期待が集まるも暴落。その後、ここ何日かは高値更新を続けており、相変わらずの大きなボラティリティを見せています。

バブル崩壊と同じ道を辿る?

アナリストの間では、現在の強気相場がこれまでの3年間とどの程度似ているかについて議論がなされており、2020年は全く異なるとの意見で一致がなされています。

仮想通貨企業のGlass Nodeはツイッターで「2019年夏の上昇時には毎日6万件以上の入金がなされていましたが、現在は60%減少し2万5千件です」と述べ、価格が上昇しても過熱感がないことを説明しています。

GrayscaleのマネージングディレクターであるMichael Sonnenshein氏によれば、現在の上昇は機関投資家によるものだと分析し、存在感の高まりが見られていると述べています。

2017年は多くのイベントがあまりにも早く発生し異常な過熱感を生みましたが、著名アナリストWilly Woo氏は「2020年は、投資家が物事を正しく行っており、数ドルの利益を得てもすぐに現金化しない」と予測しています。

個人投資家によるバブルだった2017年と違い様々な規制やサービスが誕生した2020年は、また違った期待を持てる相場となるかもしれません。