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ガーナの中央銀行、デジタル通貨(CBDC)運用のテストを間もなく開始。

ガーナの中央銀行が「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の試験運用に向けて、取り組んでいることが分かりました。デジタル決済への移行により、ますますCBDCの必要性が高まったと述べています。

ガーナ、CBDCテスト開始

アフリカ・ガーナのメディアPulseの報道によれば、中央銀行であるガーナ銀行(BoG)の第一副総裁であるマックスウェル・オポク・アファリ氏が、決済システムのワークショップ内で、市場のイノベーションを促進するためサンドボックスの構築に取り組んでいると述べています。

そのうえで中央銀行デジタル通貨(CBDC)のテスト運用に取り組んでいると明かしました。アファリ氏によれば、ガーナの経済は過去10年間で大きな転換を遂げ、デジタル決済テクノロジーが普及したため、CBDC発行の必要性が高まってきていると強調しています。

ガーナ銀行は2019年後半に初めてCBDC発行の計画を明らかにしており、サンドボックス環境内でテストする予定だと説明していました。アファリ氏は「ガーナのモバイルマネー業界の急速な成長を補完するものである。」と説明しています。

ワークショップ内でも「個人・企業・政府は、利便性・効率性・スピード・手頃な価格・24時間利用可能性および堅牢な監査証跡などの理由から、デジタル決済を強く好む傾向を示している」と述べています。

国内で高まるデジタル決済の需要

ガーナは世界の国々の中でもグーグルでの「Bitcoin」という単語の検索数は4番目に高く、近隣のナイジェリアに次いで最も多かったと報告されています。現在、銀行に加入していない女性や農村部に住む人々が増え、ガーナでもデジタル通貨の必要性がますます高くなっています。

アファリ氏も進化する消費者の嗜好に加え、デジタル・イノベーションが金融排除問題に対処する能力があることを証明していると指摘し、ガーナにおけるモバイル・マネーの成功を例に挙げました。

またガーナ銀行は「ガーナ銀行間決済システム(GhIPSS)」を通じ、すでにe-Zwich・GIP・ACH・GH-Link・モバイルマネーの相互運用性といった近代的で堅牢な銀行間決済システムを保持しており、デジタル決済の基盤が確立されていると強調しています。

アファリ氏はそのうえで「社会の様々なニーズを満たすために、これらインフラを革新するフィンテックの役割が最も重要である。」と述べています。

今後は社会的利益のために決済システムの可能性を活用すべく、GhIPSSとFintechs(決済サービスプロバイダー)間との協力関係を推し進めるとともに、決済サービスプロバイダーに対するライセンス取得プロセスも確実に進展させていくと付け加えました。