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米仮想通貨取引所Coinbaseの社長兼最高執行責任者が会社を退職、人材流出が止まらず

米大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)の社長兼最高執行責任者であるAsiff Hirji(アシフ・ヒルジ)氏が退職した事をThe blockが報道しています。ヒルジ氏はコインベースの機関投資家向けのカストディ・サービスなどに尽力したとして知られる人物です。

バブル崩壊後のCoinbaseを支えた人物

The blockは、米仮想通貨取引所コインベースの社長兼最高執行責任者であるヒルジ氏が会社を去った事を詳しい情報筋からの話として報道しています。

ヒルジ氏といえば、2017年12月ビットコインBTC)などの価格がピークだった仮想通貨バブル絶頂期に入社した人物で、その後は機関投資家向けのカストディ・サービス「Coinbase Custody」などを立ち上げ、市場への新規参入者を増やそうと尽力していた人物でした。

なお、前職ではベンチャーキャピタル企業「Andreessen Horowitz」や世界最大の金融ブローカー「TDアメリトレード」で最高執行責任者を務めるなど、華々しい経歴の持ち主です。

コインベースの共同設立者兼最高経営責任者であるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は声明を発表し、次の様に述べています。

「彼が入社したのは会社と仮想通貨市場の両方が成長していた重要な時期で、最も必要な時期に彼の豊富な経験が生かされました」

事業は順調も相次ぐ退職者

新たな最高執行責任者には、ビジネス、データおよび国際担当副社長の職を務めるEmilie Choi(エミリー・チョイ)氏が任命されています。

チョイ氏はYahoo!でそのキャリアを始めLinkedIn社でも働いており、コインベースのアリババへの出資やFlickrの買収に取り組んだ人物で、中国進出に一役買っている程の人材です。

一方、コインベースの退職者は後を絶ちません。5月初めにはCTO(最高技術責任者)であるBalaji Srinivasan(バラジ・スリ二バサン)氏や前機関長Dan Romero(ダン・ロメロ)氏など重要な役職に就く人物が相次いで会社を去っています。

その最中、2018年第4四半期に開始されたOTC(店頭取引)事業は前四半期比で100%成長し7億ドル(約760億円)規模にまで成長しており、スタッフの総数も800人を超えるなど、事業が順調な様相も見せています。

また今後の展望として、DEX(分散型取引所)のローンチは法律やセキュリティの観点から予定が無いとしたものの、証拠金取引の開始を検討しているとの報道も出てきています。一方、以前から明言していたコインベースの日本進出は今年中を予定しているようです。

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