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米仮想通貨取引所コインベース・プロ、23州のユーザーにレバレッジ3倍の証拠金取引サービス提供へ

仮想通貨取引所Coinbase Pro(コインベース・プロ)がレバレッジ最大3倍となる証拠金取引を開始したことを発表しました。米国23州のアクティブユーザーはすでにアクセスができ、サービスの利用が可能となっています。

Coinbase Pro、レバ3倍を再開

コインベース・プロは、米主要仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)がプロトレーダーおよび機関投資家向けに取引サービスを提供しているプラットフォームです。

コインベース・プロの2月12日の公式ブログではレバレッジ3倍の証拠金取引サービスを開始したことを発表し、すでに利用可能となっています。

コインベース・プロは2018年に「GDAX」から名称が変更されています。2017年にはビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ライトコイン(LTC)のレバレッジ3倍の証拠金取引を提供していました。

しかし2017年6月、GDAX内でイーサリアムの価格が317ドル(約3万4800円)から0.1ドル(約11円)にまで大暴落し、商品先物取引委員会 (CFTC)も調査に入る事態となり、以降レバレッジサービスを停止していました。

3倍は市場分析に基づいたもの

一方で、人気仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)やBinance(バイナンス)などでは最大100倍のレバレッジ取引サービスを提供しています。

コインベースの広報担当者は、3倍レバレッジは市場分析に基づいたものだと述べており、3倍レバレッジでも取引に十分と判断したことになりますが、今後の上限引き上げについては「市場と顧客の利用状況を監視しながら査定していく」と述べるに留まっています。

今回の3倍レバレッジは、米23州に居住するコインベース・プロのアクティブユーザーと、証拠金取引が許可されている43州および9カ国に住む機関投資家が利用可能となっています。なお来年からはより多くのサービスをさらに広い地域へ提供し、拡大を図っていく予定です。

証拠金取引は大きく利益を得れる一方でリスクも高いものとなっています。そのうえ仮想通貨はボラティリティの変動も激しく、元の投資額よりも資産を失う可能性は高いとされています。

日本国内においても金融庁がレバレッジを2倍まで引き下げる規制を定めようとしており、国内仮想通貨取引所や個人投資家の収益に多大な影響を与えるとして反発にあっています。このように、レバレッジの取り決めは非常に難しいものと言えるでしょう。