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CoinMarketCapが新たに流動性ランキングシステムを11月に導入予定、透明性の向上へ

仮想通貨の価格や時価総額、取引所ランキングなどを発表しているコインマーケットキャップ(CoinMarketCap/CMC)は、2019年11月12日から新たに流動性ランキングシステムを導入する事を示唆しています。新システムの導入は、取引所の自己取引等の問題により現在のデータが正確ではない可能性があるため、さらなる透明性の向上が目的となっています。

ランキングを時価総額から流動性へ変更

2019年8月27日にコインマーケットキャップが結成する仮想通貨における情報交換等をおこなうプロジェクトDATA(Data Accountability&Transparency Alliance)の会議が初めて開かれました。

DATAは5月に大手取引所らと協力し結成されたアライアンス(同盟)で、プロジェクトの透明性・説明責任・開示強化を推進しています。現在Binance(バイナンス)やBitfinex、Bittrex、Huobi、Kucoinなどの大手仮想通貨取引所が参加しています。

今回の会議では、取引所ランキングを「時価総額から流動性への変更・自己報告データ・総合暗号資産のIDデータベース」の3つのトピックが提案され、11月12日から適用される予定だとしています。また10月14日からはサポートしている取引所のみ自主的にデータを報告できるページも開設される予定です。

透明性の確保により、真の価格を提供する

取引所のランキング付けが時価総額から流動性に変更になった背景には、ウォッシュ・トレーディングによる水増しにより正確な情報を提供するのが困難になった事が挙げられます。

そのため、現在のランキングを簡単に改ざんできないよう再設計し、より正しい情報を反映させ、信頼性の向上と公平な競争環境を作る必要があると述べました。

その一方で、流動性は非数値で常に変化するためを指標とするには記録や報告が困難であるとも指摘されています。

また、更なる透明性を奨励するため取引所ごとにデータを自己報告する案も話し合われています。ここでは、より正確な情報を提出した取引所には信頼できると証明するような印を受け取れる「バッジ・システム」の導入が検討されています。

これは各取引所がコインマーケットキャップに「KYC・オフィス所在地・他取引所との共同注文」など正確な情報を提出した場合に付与される予定だとしています。

コインマーケットキャップは6月にも透明性のある流動統計を確保するため真の価格を形成する企業「Hashtag Capital」を買収しています。もし仮想通貨市場に透明性がもたらされれば、新規ユーザーや大手企業などが参入し活動がさらに活発となる事が予想されます。

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