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元CFTC議長、金融インフラが近代化されていないと指摘

元CFTC議長のChris Giancarlo氏は、現在の金融システムは使い古されたものであり、時代に合った新しいものへ修正する必要があると考えているようです。

元CFTC議長、金融インフラが近代化されていないと指摘

コインデスクのMichael Casey氏のインタビューに応じたGiancarlo氏は始めに、「CFTCにいた5年間で、世界中でデジタル化の新しい波が起こっているのを目撃しました」と述べました。加えて、現在はさらに新しい波が起こっているとして、以下のように見解を示しています。

「1つ目の波は情報のデジタル化であり、これが今日のインターネットと呼ばれるものです。しかし、現在起こっている波は価値のデジタル化や価値のインターネットと呼ばれるような、さらに新しいものです」

Giancarlo氏はここ最近でデジタルドルの重要性についても主張しています。元LabCFTCのDaniel Daniel Gorfine氏と協力し、デジタルドルのフレームワークの作成・実験、リリースを行いました。また、現在の金融システムを、物理的なインフラストラクチャと比較しながら、以下のように述べています。

「橋やトンネル、空港に至るまで、私たちが持つ物理的なインフラストラクチャは、老朽化が進み衰退しており、これがどこまで許容できるものかを考えていました。これらは1950年代や1960年代であれば最先端だったと言えるでしょう。しかし、現時点ではすでに消費期限を過ぎているものです。金融インフラも同様で、従来のシステムが老朽化し衰退しても、その状態が許されており、近代化されていないのです」

「クリプトの父」の愛称で親しまれていたGiancarlo氏

Giancarlo氏はCFTCを離れたあと、デジタル商工会議所、米国金融取引所の理事会にも参加しています。Giancarlo氏は「クリプトの父」という愛称でコミュニティから親しまれており、仮想通貨への規制を緩めるアプローチを推奨するなど、擁護派の1人としても有名な存在でした。