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仮想通貨取引所バイナンスのCZ氏、買収したコインマーケットキャップのデータ管理に関与しているとみられるツイートで論争勃発。

大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は4月、最大の仮想通貨データサイトCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)を買収しました。CZ氏は運営に関与しないとしていましたが、先日関与しているともとらえられるツイートをして業界からは論争が巻き起こっています。

CZ氏、CMCに関与していると見られるツイート

4月に仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は2~3ヶ月に及ぶ交渉の末、仮想通貨のデータを提供しているCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)を買収することで合意に至っていました。

買収金額は明らかとなっていませんが、バイナンスのCEOであるCZ氏は「仮想通貨業界の透明性を向上させることができる。」と述べた一方で、コインマーケットキャップは引き続き独立した運営体制でバイナンスは一切関与しないと強調していました。

しかし5月15日、CZ氏のコインマーケットキャップのWebサイト管理に関与しているとも捉えられるツイートが波紋を広げています。

「これでようやく現場が見えてきて本当に上がっている取引所がどこなのかわかるようになりました。ランキングは現在webトラフィックに大きく偏っており100%正確ではありませんが、以前よりかは良くなっています。今後も反復していきます。」

解釈の判断はコミュニティに

中華系大手仮想通貨取引所Huobi Groupのグローバル責任者であるCiara Sun氏は「取引所のCEOであるCZ氏のツイートは、彼がパートナーシップに関与していることを示す大きな指標である。」と述べています。

「CZがCMCのランキングシステムに反復を続けるとしたツイートは、確かに関与していることを示唆しているように見えますが、解釈はコミュニティに委ねます。」

一方コインマーケットキャップは「CZを含むバイナンスの従業員は、自社のランキングアルゴリズムおよび上場プロセスに関与していません。上場を希望する仮想通貨プロジェクトはポリシーのガイドラインに従う必要があり、公正かつ独立して評価されます。」と述べています。

そのうえで引き続きバイナンスから専門性やリソースの恩恵を受け、最もタイムリーで正確性の高いデータ提供にコミットしていくと強調しました。

とはいえ、CZ氏が会社の経営判断に関与していないのであれば、その逆を示すようなツイートをしたのか疑問に残るところです。バイナンスのコインマーケットキャップ買収劇の舞台裏で何があったのか不明ですが、昨年からコインマーケットキャップは資金面で苦戦していることが報じられていました。