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分散型アプリケーション(dApps)ネットワーク、依然としてイーサリアムが人気

イーサリアム(ETH)のネットワークは分散型アプリケーション(dApps)市場においてますます不動の地位を築きつつあります。DAppRaderが新たに公開したレポートによればトロン(TRX)イオス(EOS)と言ったライバルが台頭しているにも関わらず、依然としてイーサリアムが市場をリードしていると報告しています。

イーサリアムがdApps市場でNo.1

dApps市場では続々とサービスの開発が進み、注目を浴びています。

dAppsとは、分散型を意味する英語「Decentralized」の頭文字をAppとかけ合わせたことが名前の由来となっている分散型アプリケーションの総称です。

イーサリアムブロックチェーンから端を発し、様々な仮想通貨のブロックチェーンが市場に参入し競い合っていますが、dApps市場の動向やアプリを紹介しているサイト「DAppRader」によれば「開発者は依然としてイーサリアムネットワークを採用しており、この分野をリードしている」と報告しています。

2019年にdAppsに関連しているとされるイーサリアムのアクティブウォレットは12月中旬までに118%増となる19,000以上となり、取引量の総額も166%増となる72億ドル(約7880億円)を記録しています。

なお、市場が成熟するにつれ、取引されているのはイーサリアムではなくERC-20トークンが大部分を占めていることも分かっています。

またイーサリアムネットワークを使ったプラットフォームには「分散型金融(DeFi)・分散型取引所・ゲームやギャンブル・ハイリスクなPonziスキーム」の4種類に大まかに分けられているとしています。

トロンやイオスは苦戦

一方、DAppRaderはイーサリアムネットワークは完璧なわけではないとも指摘しており、その理由としてブロックチェーン・トランザクションの処理が比較的遅いことと、dAppsを実行する際、システマティックファクターに脆弱性が見られることを挙げました。

しかしそれにも関わらず、ライバルとされるトロンやイオスは市場の拡大に苦戦しています。レポートではイオスネットワークは11月のEIDOSトークンのエアドロップによりトランザクションに問題が生じたことからユーザーが50%も減少しました。

トロンは2019年前半に大きく成長を見せたものの、主要アプリのほとんどがギャンブルdAppsだったことから下半期には勢いに衰えが見られたと分析しています。しかしユーザー数は93%増加しています。

他にもライバルとしてNEOやVeChainもdApps市場に参入していますがサービスはどれも50未満となっており、大幅な成長は見られませんでした。