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インド当局、ダークウェブの麻薬密売人を逮捕

インドの麻薬取締局(NCB)が、ダークウェブで麻薬・向精神薬の密売を行っていた犯人を逮捕しました。シルクロードの摘発以降も、依然としてダークウェブは衰えを見せていないようです。

ダークウェブの麻薬・向精神薬密売人を逮捕

NCBは国際郵便のサービスや個人宅配を使用した麻薬の違法販売を国際的に取り締まる、「Operation Trance」に参加しました。

「国際郵便と国際宅配便が違法取引に使われています。取引を主導した犯人は、仮想通貨を用いた支払いによって、法務執行機関からこれらの取引を隠そうとしていました」

容疑者であるディプ・シンは現在21歳です。彼の父親は退職した元陸軍の兵士でした。彼は様々な種類の向精神薬や処方薬をダークウェブで販売しており、アメリカやルーマニア、スペインなど、世界中の顧客を相手に取引をしていました。

彼が幾つかの主要なダークウェブで販売を始めた当初は、健康補助食品やED治療薬を取り扱っていました。その後、販売の方針を変えたのか、トラマドール、ゾルピデム、アルプラゾラムなどの向精神薬を販売するようになったようです。

これによって彼は、麻薬・向精神薬法に基づき当局から逮捕されることになります。さらにディプ・シンは、Darknet、wickerIds、Whatsapp、B2Bプラットフォームなど、様々なアプリケーションを使い販売していたことも明らかになっています。

衰えを見せないダークウェブの市場

仮想通貨とダークウェブに関する最も悪名高い事件と言えば、「シルクロード」です。

創設者でもあるウルブリヒトの逮捕によって、ダークウェブの市場は沈静化するかと思われていましたが、現在までその勢いは衰えを見せていません。

ダークウェブのマーケットで販売されているのは、違法薬物だけではありません。例えば、クレジットカードの情報やランサム攻撃用のマルウェア、身分証などのID情報や武器など、その種類は多岐に渡ります。仮に1つの市場が停滞しても、すぐに別の場所で新たなダークウェブと市場が出現するので、当局は対応に追われている状態です。

現在、ビットコイン(BTC)は追跡可能であるため、表立った使用は控えられています。しかし、ミキサーやコインジョインを使うことで、その足跡を隠すことは可能です。彼らはこうした手口で、捜査官の目から逃れようとしています。