今日の情報が、明日の君をつくる。

スシスワップ(SushiSwap)vsユニスワップ(Uniswap)。軍配はどちらに?

uniswap

DeFi(分散型金融)市場をけん引してきたプロジェクトと言えばSushiSwap(スシスワップ)とUniswap(ユニスワップ)が挙げられます。度々ライバルとして競合していた両者ですが、2021年に入りスシスワップに軍配が上がりそうです。

流動性・取引量、共に追い付く

暗号資産(仮想通貨)分析会社Delphi Digitalは1月、スシスワップとユニスワップの2つのDeFiプラットフォームを比較・評価したレポートを顧客に公開、スシスワップが重要な競争相手として浮上したと結論付けています。

スシスワップとはユニスワップからフォークしたプロジェクトとして人気を博しました。設立者のChef Nomi氏が、サービス開始からわずか1週間で独自トークン「SUSHI」を1400万ドル(約14.7億円)分売却した後、すぐにコミュニティに返還するなど物議を醸したことは記憶に新しいといえます。

また両者とも流動性を提供するユーザーへの報酬を増やすなど応戦を繰り広げ、これまでにも幾度となく衝突をしてきていました。

今回のレポートでは次のように指摘しています。

「SushiswapはUniswap v2のフォークとしてスタートしましたが、流動性とボリュームの面でUniswapに追いついてきています。Sushiswapの歴史についてはここでは触れませんが、ファンダメンタルズを重視したプロトコルへと急速に進化しています」

これまでDeFi先駆者であるユニスワップの物まねと言われてきたスシスワップですが、他プラットフォームのCreamやAlphaなどとの連携にも力を入れており、流動性の提供がますます増加しています。

またUNIトークンの価格は過去30日間で100%以上上昇したものの、SUSHIは同期間で80%近く上昇していることがデータで明らかになっています。

スシスワップの今後

一方、ユニスワップ側は快くは思っていません。1月にはヤーンファイナンスとスシスワップが合併しユーザーが流れると、成長戦略担当のアシュリー・シャップ氏はツイッターで批判をしています。

スシスワップ側は2月、暗号資産ファンドであるFuture Fund(フューチャー・ファンド)から購入価格数億円と推定されるドメイン「Sushi.com」がプレゼントされるなど好調な様子を見せています。

また2021年のロードマップも公開されました。レンディングサービス「BentoBox」のローンチや、v3へのバージョンアップ「Mirin(みりん)」などより高度な技術が実装されます。

ユニスワップも負けじと様々なサービスを提供することは間違いなく、今後の両者の展開に目が離せません。