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ベネズエラ政府、世界初のイーサリアム・ネットワークの分散型(DeFi)証券取引所を承認。

ニコラス・マドゥロ率いるベネズエラ政府はイーサリアム(ETH)ネットワーク上で機能する分散型(DeFi)の電子証券取引所「BDVE」のローンチを承認したことを発表しました。

ベネズエラ、DeFiに参入か?

ベネズエラの証券規制当局であるSUNAVALは、株式や証券または仮想通貨の取引ができる電子取引所「BDVE」の運営を承認したことを特別官報にて発表しました。BDVEの公式サイトによれば、イーサリアム(ETH)ネットワーク上で運営されるDeFiプロジェクトであることが分かっています。

特別官報ではプラットフォーム上で、プライマリ・セカンダリおよびデリバティブ市場にアクセスできるだけでなく、証券の公募・交渉・譲渡・保管・決済などのプロセスも可能になると記載されています。

ベネズエラはこれまで国際貿易取引の場にてビットコイン(BTC)を含むアルトコインだけでなく、独自の国営デジタル通貨ペトロ(PTR)を発行し利用する計画を立てるなど積極的に仮想通貨を採用していました。

最近ではマイニングプールを国で管理し、マイナーへ利用とライセンス取得を義務付ける命令も発しています。

90日以内にテスト実施へ

BDVEのチーフを務めるManuel Aaron Fajardo García(マヌエル・アーロン・ファハルド・ガルシア)氏は自身のインスタグラムアカウントのライブ放送の中で「このプロジェクトは数か月間パイプラインにあったものの、パイロット展開が終了するまで詳細を秘密にしておく」と述べています。

ガルシア氏も2019年にベネズエラ中央銀行(BCV)によって承認された外国為替および仮想通貨取引プラットフォーム「INTERBANEX」の設立を支援した人物です。

一方、特別官報ではBDVEはAndroidアプリからダウンロード可能で「24時間365日利用可能な取引システムの中でセキュリティ上のカストディプロセスを、個別にシールドして公開することができる」と明記されています。

そのためプラットフォームは透明性・セキュリティ・スピード・信頼性・トレーサビリティ・運用コストの低減を保証することを主張しています。

また公式サイトからは法定通貨を用いた取引に対しては手数料0%、デジタル資産を介しての取引に至っては0.1%とかなり低いことが明らかとなっています。

今後は90日間のパイロットテストを実施し、終了後さらなる詳細が明らかになると推測されています。この報道によりベネズエラ政府はDeFi市場に参入することが予想され、その動向にも注目が集まります。