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DEX(分散型取引所)の月間取引量が197%アップ。原因はDeFiハイプか?

DeFi(分散型金融)の成長が止まらず、DEX(分散型取引所)の月間平均取引量が197%増加と驚異的な数字を記録していることが分かりました。一方、CEX(中央集権型取引所)は35%増に留まっています。

DEXへの流入止まらず

仮想通貨市場のデータ分析会社CoinGeckoは10月11日、2020年の第3四半期レポートを発表しました。このレポートによれば上位の分散型取引所(DEX)の月間平均取引量が197%増加したと報告しています。

その爆発的な増加の要因としてCoinGeckoは、今年大幅な成長を遂げたDeFi(分散型金融)市場を取り巻くハイプ(誇大広告)に起因していると指摘し、主にハイプがもっともピークを迎えた8月と、SerumやSushiSwapなどの新しいDEXの立ち上げによるものだと報告しています。

一方でCEX(中央集権型取引所)の月間平均取引量は、同期間で35%しか増加していませんでした。しかしいまだにCEXの取引量は仮想通貨市場全体で大部分を占めており、DEXの出来高はCEXの6%に留まるとも述べています。

落ち着いた後も成長を遂げるか?

またDEXの中でも取引量が多かったのはUniswap・Curve・SushiSwapでDEX全体の88%を占めているとも伝えています。これは第3四半期中にトークンをステーキングすることで利益を得ることができるyield farming(イールドファーミング)や新しいトークンが、異様な人気を博したためだと指摘しました。

9月にはYFIやUMA、エアドロップ後に価格が上昇し話題となったUNI(Uniswap)だけでなく、Sushi・Kimchi・HotDogなどフードトークンも誕生し、手数料となるイーサリアム(ETH)のガスも高額料金となったのは記憶に新しいといえます。

しかし10月に入るとDeFi関連トークンの熱は冷め、YFI・UMA・UNIなどは1週間で34%の下落を見せるなどバブルは弾け一端の落ち着きを見せています。

そのためガスの価格も右肩下がりで推移しており、一部ツイッターなどでは「金持ちの遊び場」とも称されたDeFi市場に多くの一般投資家が気兼ねなく参入できるようになりました。

またCEXも独自のDEXプラットフォームを相次いで設立しており、いまだにDeFi関連トークンは投資家の関心を引き続けています。第4四半期末にはこのままトレンドが続くのか、全く新しいブームが起きているのか非常に興味深いといえるでしょう。DeFi上では詐欺銘柄も相次いでいるので注意も必要です。