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DogeCoinの時価総額が大手企業越え。王様ビットコインを凌駕できるか?

2021年に入り、ビットコイン(BTC)だけでなくイーサリアム(ETH)を含む多くのアルトコインの価格が急上昇しました。しかし今回のバブルの覇者はDogecoin(ドージコイン)で、時価総額も大手企業を超えるなど注目を浴びています。

DogeCoin時価総額、5.4兆円に

柴犬をアイコンとするDogecoin(ドージコイン)は度々、何のために作られ誰が使うのか論争が巻き起こっていますが、元々は2013年にJackson Palmer氏とBilly Markus氏によって「ミーム(ジョーク)コイン」として作られました。

そのため用途や特徴はなく、常に奇異な存在である一方で常に暗号資産(仮想通貨)コミュニティから愛されたコインと言えます。

以前からファンと公言していたスペースX社のイーロン・マスク氏ですが、2021年に入ると度々ドージコインについて言及、先日には「月に残したい」と発言し価格は14セントと史上最高値を更新しました。

CoinMarketCapのデータによれば、ドージコインの価格はここ1週間で400%急上昇し、時価総額も一時的にであるものの500億ドル(約5兆4000億円)をタッチしました。

これによりツイッター社や米大手自動車メーカーであるフォードなど名だたる大手企業の時価総額とほぼ並んだことになります。この予測不可能な出来事はまさにバブルの象徴ともいえるでしょう。

1ドルまで到達する可能性

現在、仮想通貨投資家からドージコインが2021年末までに1ドルに到達する可能性があると指摘されています。YouTuberでドージコインの開発者でもあったBen Phillips氏も「これは冗談ではなく、面白い動きを何度かすると思います」と1ドル到達を示唆しました。

Conagra Brands社傘下のスナック食品会社Slim Jimもこの騒ぎに便乗、ドージコインをモチーフにしたNFTアートを作成し、OpenSeadのオークションに出品しました。

これによりConagra社のCEOであるSean Connolly氏によれば、Slim JimのTwitterのフォロワー数が2倍、エンゲージメントが500%以上も向上するなど自社の宣伝として大成功だったと述べています。

一方でバブルが終了すればドージコインの価格は大暴落し、悲惨なことになるかもしれません。これは前回のバブルでもあらゆるアルトコインが証明しています。FX Proのシニア・ファイナンシャル・アナリストAlex Kuptsikevich氏は、次のように説明しています。

「大資本は主要な仮想通貨を好むため、楽観主義者は小売需要を惹きつけるすべてのコインには及ばないかもしれないことを覚えておくといいでしょう。ミームコインは急な調整が起きた場合、メジャーコインよりもはるかに激しい暴落に直面するということを思い出させてくれるはずです」