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韓国Dunamu、トレーダーにデジタル資産の「Fear and greed index」提供へ。

仮想通貨(暗号資産)取引所Upbitを運営する韓国のフィンテック企業Dunamuは、仮想通貨投資家やトレーダーを支援することを目的とした「Fear and greed index(恐怖・強欲指数)」を開発しました。

市場心理をデータに

韓国メディアThe Korea Herald(コリア・ヘラルド)の報道によれば、ブロックチェーン企業Dunamuが開発したFear and greed indexは「極端な恐怖~極端な強欲」まで、5つの市場心理が反映されます。

このインデックスは投資家の感情を恐怖と強欲の2つに分け、投資をする際の指標となるもの。恐怖が勝っている場合市場は慎重、強欲が勝っている場合は楽観的など判断に役立てることができます。

株式市場ではすでにS&P VIX・V-KOSPI200・CNNMoneyでこのインデックスが提供されていますが、DunamuのFear and greed indexは仮想通貨投資家向けとなっています。

Dunamuの関係者によれば「多くの韓国国内の仮想通貨投資家がグローバルインデックスを利用していることから、彼らをサポートできるインデックスを導入することにしました。」と話しています。

5分ごとにデータ更新

Fear and greed indexはスピードメーターのようなデザインとなっており、極端な恐怖に行けば青、極端な強欲に行けば赤に振り切れ、0~100点までの数字で示す仕様となっています。

毎日午前9時から5分ごとにデータは更新され、取引価格・取引量とともに市場のボラティリティデータを使用しています。なお過去のデータも提供しているので、いつ市場が楽観的または恐怖に駆られ始めたのかすぐに確認することも可能です。

19日の執筆時点では82点と極端な強欲を示しており、一方Alternative.meが提供するFear & Greedは、同時点で80点となっています。また指数の算出方法もpdfにて公開されており、複雑な数学が用いられていることが分かります。

Dunamuは「韓国市場にはそのようなツールが存在しなかったため、このツールを開発しました。」と述べています。これまで韓国や東アジアの仮想通貨トレーダーは、グローバル仕様のFear and greed indexの利用を余儀なくされていました。

以前にはUpbit Market Indexと呼ばれる仮想通貨取引所に上場している全てのデジタル資産のリアルタイム・インデックスを開発するなど、韓国国内の発展に役立とうとしています。