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カナダで初のビットコインETF、上場初日の取引量1億ドル達成。

北米では初となるビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)が、カナダの証券取引所に上場しました。初日の取引量は1億ドル(約106億円)にも上っています。

ビットコインETF、好スタート

2月18日、ビットコインETF「Purpose Bitcoin ETF」がカナダのトロント証券取引所(TSX)に上場しました。ティッカーシンボルは「BTCC」となっており、カナダドル・米ドル両方で投資が可能となっています。

ブルームバーグ・ローのレポートによれば、取引開始から1時間で8,000万ドル(約85億円)以上の取引量を記録、現在は1億ドルを超え順調なスタートを切っています。

BTCCを提供しているカナダの投資運用会社Purpose Investments(パーパス・インベスメンツ)の発表によれば、同ETFはビットコインに直接、投資するものとなっており、世界でも公式ETFとしては初だと強調しています。

同社の創業者兼CEOであるSom Seif(サム・セイフ)氏は、同日付のプレスリリースにて「ビットコインには有望な未来があると確信している」と述べ、次のように付け加えました。

「ビットコインは、新興の暗号資産(仮想通貨)エコシステムにおける最初で最大の資産であり、今後も成長を続け代替資産として採用させ、投資機会をさらに拡大していくと考えています」

他社ETFも追随できるか?

セイフ氏はまた「暗号資産リーダーになるために前進することは、従来のベンチマークに基づかないオルタナティブ投資ソリューションを投資家に提供するというPurposeの目標を証明するものである」とアピールしました。

パーパス・インベスメンツの公式サイトによればファンドの資産は現在、85.34569077BTCを保有することで裏付けられており、購入した株の量に比例してさらに多くのビットコインを購入される仕組みとなっています。

ETFパートナーにはイーサリアム(ETH)に特化したヘッジファンドEtherCapitalの名前も記載されています。

しかし、ここで期待されるのは他社のビットコインETF上場ですが、進展は依然として停滞しており、特に米国ではVanEckやBitwiseが数年前から申請を続けているもののいまだ承認されてはいません。

専門家の間では新政権になったことで上場の可能性が高まると考えており、複数の機関が暗号資産関連の金融商品を申請していますが、現時点で米国の投資家はグレイスケールのようの投資信託などに落ち着くしか手段はありません。

一方カナダのオンタリオ州ではパーパス・インベスメンツに続いて先週、Evolve Funds GroupのビットコインETFが規制当局によって承認されるなど他国よりもリードを取っており、同様のニュースは今後も続くと予想されます。