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イーサリアムが最高値更新。ガス代の値下げとDeFi活発化で更なる上昇も。

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の価格が最高値を更新しました。様々な要因が分析される一方で、アップグレードBerlin(ベルリン)によりガス代が下がり、DeFiが再び活発となればさらなる上昇が見込まれると予想されています。

イーサリアムでデジタル債券発行へ

2021年の仮想通貨の普及はDeFi(分散型金融)やNFT(ノンファンジブル・トークン)の爆発的な流行によるもので、いずれもイーサリアム(ETH)ネットワークがけん引しています。

TradingViewのデータによれば、イーサリアムの価格は4月25日の安値2,107ドル(約23万円)から、27日には2,680ドル(約29万円)まで上がり、過去5日間に至っては27%の上昇率を記録しました。

その要因の一つとして挙げられるのが、大手融資機関である欧州投資銀行のイーサリアム・ネットワークを使用したデジタル債券発行のニュースです。2年をかけ1億ユーロ分が発行され、ゴールドマンサックスやサンタンデール銀行らが主導で販売される予定となっています。

アップグレードBerlinが成功

またDeFiやNFTがネットワーク上で盛り上がりを見せている中、イーサリアムはガス代の高騰によりこれまで取引コストの高さや確認時間の遅さに悩まされていました。

4月15日にはアップグレードBerlin(ベルリン)が実施され、ガス料金は徐々により扱いやすいレベルまで低下し始めました。その結果、UniswapやSushiSwapといった分散型取引所の取引量も増加しました。

現在多くのDeFiやNFTプラットフォームがイーサリアム・ネットワーク上で動作しているため、複数のアナリストは短期的にはビットコイン(BTC)よりイーサリアムの価格が早く上昇する予想しています。

仮想通貨インフルエンサーで著名アナリストのAltcoin Sherpa氏も、ツイッター上でイーサリアムは今後数週間で3000ドル(約32万7千円)に到達するだろうと予測しています。また仮想通貨ブローカーSFOXのダニー・キム氏は、取引所におけるイーサリアムの量が減少し、取引所での供給が少なくなっていると指摘しました。

DeFi関連の活動が再び上昇傾向にあり、イーサリアム2.0やPoSへの移行にも投資家の期待が高まっており、今後もイーサリアムの価格はさらに上昇すると予想されています。

またイーサリアムの上昇で考えられるのが、本格的なアルトシーズンの到来です。そのため今後の価格推移にますます注目が集まることでしょう。