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イーサリアム2.0のマルチクライアントテストネットAltona、6月29日にリリース。

仮想通貨イーサリアム(ETH)のコミュニティは待望のアップグレード「イーサリアム2.0」のパブリックマルチクライアントテストネット「Altona(アルトナ)」を立ち上げる準備がと整ったと報告しています。

アルトナ、29日リリースへ

イーサリアム(ETH)2.0のマルチクライアントテストネットが、6月29日にリリースされるとイーサリアム開発者でコーディネーターのダニー・ライアン氏が報告しています。

このテストネットは「Altona(アルトナ)v0.12」と呼ばれ、Lighthouse・Nimbus・Prysm・Teku・Afriおよびイーサリアム財団のTrinityなど計7種のクライアントソフト開発を担当するチームによって構成・管理されることになります。

6月25日の開発者会議には「すでに準備が完了している」とされており、イーサリアム2.0テストネットの基礎となることが期待されています。

デポジットも更新

さらに今回はイーサリアム2.0のデポジット・コントラクトも正式に更新されています。コードがVyperコンパイラではなくSolidityで書かれており、前バージョンのオリジナル仕様を用いて正式に検証されています。

ライアン氏によればVyperは依然として有望な言語ではあるものの、ConsenSys DiligenceとTrail of Bitsによるセキュリティ調査によるレポートでは、多くのバグが発見され一部のイーサリアムデポジットにイレギュラーがあったと報告されていました。

このコントラクトにはネットワークバリデーターとなり、バリデーターノードを実行したいユーザーの32ETHを受け入れることになっており、現在バグバウンティプログラムが開催されています。

テストネットAltonaは開発者に焦点を当てており、v0.12のソフトウェアを本番環境でテストしたり、発生する可能性のあるバグの解消に取り組むことができます。

リリース後、32ETHを預金できるアドレスが公開されると一般ユーザーも参加できるようになります。

イーサリアム2.0は、スケーラブルなプルーフ・オブ・ステーク(PoS)インフラストラクチャで、現在のネットワークに可能な限り混乱を与えずにイーサリアム・ブロックチェーンのセキュリティとスケーラビリティ向上を目的としています。

現在はフェーズ0となっており、フェーズ1・フェーズ1.5・フェーズ2からなる複数年に渡るプロジェクトになります。公式なスケジュールは発表されていませんが、フェーズ0は4~8ヶ月以内に全ての準備が整うだろうと推測されています。