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イーサリアム共同創設者ブテリン氏、ローンで仮想通貨購入戦略に「そのようなことをすべきではない」

イーサリアム(ETH)の共同創設者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は、話題となった「ローンで仮想通貨を購入した」とのツイートに対し「こんなことは絶対にしないで」と注意を促しています。

ローンで仮想通貨投資はいけない

事の発端となったのは12月12日、ビットコイン(BTC)支持派でポッドキャストでも番組を運営しているParabolic Pete(@PeterMcCormack/ピーター・マコーマック)氏のツイートで、次のような投資戦略を行ったことを明かしています。

「今日、金利7.9%で46,250ドル(約477万8千円)のローンを組んで、2.55BTCを買った。2026年までに57,806.85ドル(約597万円)を返済しなければならない。2026年12月にBTCが22,669.35ドル(約234万円)なら、収支はイーブンだ」

マコーマック氏はこの手法が「良い決断か悪い決断か?」と問いかけると反響を呼び、Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏も引用ではなくスクショであったものの参加、次のように注意を促しました。

「こんなことは絶対にしないでください。イーサリアム(ETH)や他のイーサリアム資産を購入するために、個人的なローンを組むことは絶対にお勧めしません」

このようにブテリン氏は他のユーザーに後追いせぬようアドバイスし、強く反対を表明しました。

ブテリン氏に批判の声も

このブテリン氏の至極真っ当なコメントに、仮想通貨支持者から批判の声が多く上がっています。支持者の視点から見れば、マコーマック氏の戦略が言われるほどリスキーではないと主張しています。

これは2021年にはビットコインが1000万円を超え、イーサリアムも追随するとの予想が主流となっており、また2017年のバブル時もローンやキャッシング、家や車などの財産を売却し仮想通貨を購入、富を築いた投資家もいたからだと推測されます。

ブテリン氏のツイートにマコーマック氏も気付き、以前に実施した「DeFiローンを何の目的で利用しているか?」とのアンケートで「仮想通貨の購入」が1位となった結果を示して反論しました。

これら批判に対し、ブテリン氏は自身のプロジェクトを立ち上げる7年前に純資産が数千ドルだったものの、一文無しにならぬよう保有していたビットコインを半分売却したと強調しています。

またビットコインを購入するため、5億5000万ドル(約569億円)の負債を発行した金融機関MicroStrategyについても「規制当局の裁定目的で事実上、自分たちの会社をETFにしようとしているだけではないか?」と問いかけました。