今日の情報が、明日の君をつくる。

世界で5番目に大きい電力会社がイーサリアムのdApp「iExec」と提携

世界最大の電力会社の1つ「EDF」が、イーサリアムETH)のdAppアプリ「iExec」と提携した事を発表しました。まずは、EDFが立ち上げたプロジェクトにdAppを利用し、ブロックチェーン上でどのように動作するのかテストを行うとの事です。

大手電力会社とdAppアプリが提携

時価総額330億ドル(約3.6兆円)と世界で5番目に大きい電力会社である「EDF」はイーサリアム(ETH)のdAppアプリ「iExec」と提携し、ビジュアルシミュレーターソフトウェアである「GPUSPH」をiExec上で公開しました。

これにより、DApp経由でプログラムを起動する事でイーサリアムのメインネットにアクセスできるようになり、ブロックチェーン上でプログラムがどのように動作するかのテストができるとしています。

GPUSPHには流体の流れをモデリングする「平滑化粒子流体力学」が用いられており、水力発電ダムや溶岩の冷却など、流体エネルギーの研究に役立つとされています。

今回の提携により、従来のGPUコンピューターとイーサリアムのブロックチェーンによる動作を比較し、シミュレーターに何らかの改善があるかを見極める狙いがあります。

EDFのブロックチェーンエンジニアであるGilles Deleuze氏は、Coindeskのインタビューで次の様に述べています。

「より広い視野で見ると分散型コンピューターの開発は将来のための信頼できるシナリオであり、ブロックチェーンはその良いきっかけとなるかもしれません」

現在のイーサリアムではスケーラビリティによる問題も

iExecはイーサリアムのネットワークの中でも歴史が古く、2016年にブロックチェーンでクラウドコンピューターの可能性を探求する目的でリリースされました。

iExecの技術と採用の責任者Jean-Charles Cabelguen氏は、Coindeskのインタビューにて、「GPUSPHや他のプロジェクトシミュレーターにとって、iExecの使用にはアプリケーションの状態や計算能力の監視など多くの利点がある」と主張しています。

一方、現在のイーサリアムのネットワークではスケーラビリティによる問題があると指摘しているものの、差し迫っている大幅なアップグレード「イーサリアム2.0」により解消される見込みです。

dApp市場は盛り上がりを見せており、トロンTRON)やイオスEOS)の台頭を通してその競争も激化しています。今後、dAppによるプロジェクトの発足はますます多くなり、私達やブロックチェーン業界にとって様々な利点をもたらす事が期待されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です