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テザーとセレニティのニュースがあっても、アナリストたちがイーサリムへの投資に慎重な理由

イーサリアムETH)には、6月末〜7月にかけてテザーUSDT)とセレニティに関する2つのポジティブなニュースがありました。しかし、それにも関わらずアナリストはイーサリアムへの投資に対して慎重な姿勢を見せています。

Binanceがテザーをイーサリアムのブロックチェーンに移行

世界最大規模の取引所であるBinance(バイナンス)は、備蓄しているテザーをビットコインベースのシステムであったOmniから、イーサリアムのブロックチェーンへ変更することを明らかにしました。

今回の変更に伴ってバイナンスのCEOであるCZ氏は、投資家がOmniよりもより高速なイーサリアムのシステムを好むようになったことが、変更の理由であると述べています。

バイナンスはユーザー数でも群を抜いており、市場に与える影響も大きいことから、他の取引所やサービスプロバイダもこれに追随するかもしれません。

加えて、これによってイーサリアムのネットワーク上の取引量が増大する可能性もあります。つまり、これはイーサリアムにとって非常にポジティブなニュースなのです。

セレニティの「フェーズ0」が完了

イーサリアムでは発行当初から計画されている独自PoS「キャスパー」への移行をメインの目的とした、4段階の大規模なアップデートがあり、今年2月には3段階目となるメトロポリスのコンスタンティノープルが無事に完了しています。

そして、最終段階のセレニティは7つのフェーズに分かれており、つい先日ビーコンチェーン実装の「フェーズ0」が完了しました。

イーサリアムのアップデートは延期されることもしばしばありましたが、フェーズ0が予定通り完了したことはセレニティ全体の見通しにある程度の確信が持てる状態となったと考えることもできます。

セレニティの全フェーズが無事に完了した場合、イーサリアムはより高速でスケーラブルなシステムを手に入れることができ、広範囲での大規模な採用にも対応できるようになるのです。

つまり、これもイーサリアムにとって非常にポジティブなニュースとなっています。

アナリストは慎重な見解を示す

ブロックチェーンメディアTHE Next Webの「Hard Fork」のコラムによると、イーサリアムのアクティブユーザー数は、トロンTRN)より約20%少なくイオスEOS)よりも約20%多くなっています。

また、残念な事実として、イーサリアムのアプリケーションが2019年第2四半期に604万トランザクションを記録したのに対し、イオスのアプリケーションは1億8,979万トランザクションを記録しています。この数字からも、現在両者のトランザクション数には大きな開きがあることがわかります。

これだけがイーサリアムの心配の種ではありません。投資家のSqueezy氏は、イーサリアムのチャートにはレジスタンスラインでブレイクアウトに何度も失敗している、テクニカル的によくない兆候がでていると指摘しています。

加えて、Three Arrow CapitalのSu Zhu氏は、過去30日間のイーサリアムとビットコインBTC)の価格の相関関係には、-73%ものネガティブな開きが生まれたと答えています。

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