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イーサリアム2.0のローンチは2020年度内に実現するか?ヴィタリック氏、年越し説を否定も遅延目立つ。

当初であればすでにローンチされていたイーサリアム2.0は、遅れが目立ち明確な目処が今も立っていません。ヴィタリック・ブテリン氏は2020年内を目指しているものの、開発者の間では2021年になるとの見解も出てきています。

ETH2.0のローンチいつ?

これまでのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行を目指すイーサリアム2.0において期待されているのが、スケーラビリティ問題の改善です。

また無事、移行が適切に行われればステーキングも可能となるとされており、イーサリアム(ETH)の需要が大幅に増加すると言われています。

しかしイーサリアム2.0は当初、2020年1月ローンチとされていましたが、複数回延期が続き今も明確なローンチ日は不明なままとなっています。また新型コロナウイルスの感染拡大も、開発陣の遅れを取る影響となっています。

イーサリアム財団開発者らは6月の時点で、デポジットコントラクト実装などの要件を満たさなければローンチは厳しく、順調に進んでも2020年11月になると示唆していました。

2021年1月か?

一方、同じくイーサリアム財団の開発者Justin Drake氏も当初、イーサリアム2.0のフェーズ0は6月30日までに軌道に乗ると主張していたものの、7月に入り正式ローンチは早くて2021年1月との見解を示しました。

その理由として、それぞれ2~3か月間の

・パブリックテストネット

・アタックネット(セキュリティの欠陥を見つける)

・バグ報酬プログラム

などをローンチ前に実現したいと述べたものの、11~12月は休日も多く思うように開発が進まないだろうと説明しています。

これに対し、イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏は今のイーサリアム1.0より複雑ではないため、多くの時間をかける必要がないと反論しました。

そのためブテリン氏は2020年内にローンチしなければならないと主張しているものの、正確な日時については明言を避けています。

しかしブテリン氏はポッドキャストの番組に出演し、PoSとシャーディングに計算ミスがあったとして、予想以上にローンチに時間がかかっていることを認め「見くびっていた」と心情を吐露していました。

同じくイーサリアム2.0の研究と開発を行っているダニー・ライアン氏は同プロジェクトが「次世代の高度にスケーラブルで、安全な分散型コンセンサスを提供するための巨大な事業だ。」と述べたうえで次のように付け加えました。

「実現するために、何十ものチームと何百もの個人が毎日働いています。私たちが選んだ道は難しいものですが、計り知れない進歩があり継続しています。」

このようにイーサリアム2.0の正式なローンチは開発者であっても分からないというのが現状で、投資家はしばらく待つことになりそうです。