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イーサリアムの大型アップデート「イスタンブール」にEIP-2025が実装される可能性も?

イーサリアムETH)の開発者は、2019年後半に控える大型アップデート「イスタンブール」をさらに強固なものとするため「EIP-2025」の採用を検討していると伝えられています。しかし、ブロック報酬を増加するとして指摘されているEIP-2025はコミュニティ内でも多くの議論を呼んでおり、その動向に注目が集まっています。

波紋を起こすETHのアップデートに関する新たな改善案

2019年10月頃を予定しているイーサリアムの大型アップデート「イスタンブール」ですが、通常、ハードフォークを行うことでソフトウェアなどが改善されていく流れとなっています。

このようなアップデートにはEIP(Ethereum Improvement Proposals)と呼ばれる「イーサリアムのプロトコルやスマートコントラクトなど技術に関する改善提案」が提出され、コミュニティで議論を交わし、採用された場合のみ実装がなされてきました。

今回イスタンブールに組み込むとして提案された「EIP-2025」は、18ヶ月間1ブロックあたりのイーサリアムの発行を多くする事が組み込まれており、開発者の間で議論を巻き起こしています。

18ヶ月間1ブロックあたり0.0055ETHにすることで開発者への資金調達が容易となり、結果としてイーサリアムのエコシステムの発展が促進されると見込まれているものの、その分マイナーや開発者への報酬が増加する事になります。

開発者らの反対意見が続出

今回提案されたEIP-2025ですが、開発者らの間ではイーサリアムのエコシステムの開発を促進させることができたとしてもイーサリアムの価値を薄める事になるとして反対意見が続出しています。

従来コミュニティ開発者らはプロジェクトの透明性を確保するため、誰が報酬を得てその報酬が何のために使用されるかについて常に注意を払っています。しかしEIP-2025では18ヶ月を過ぎればブロック報酬の増加はストップとなるため、マイナーへ報酬が支払われる代わりにその資金が別の組織に流れる事になるとも指摘されています。

提案したとされるジェームス・ハンコック氏もこの問題を解決するために適切なプロジェクトに資金がしっかりと分配されるように自律分散型組織となるDAO(Distributed Autonomous Organization)を立ち上げる事を提案しているものの、最善の方法は分からないと述べています。

主要アルトコインと呼ばれるイーサリアムですが長い低迷を続けています。プロジェクトの成功は価格に影響を与える可能性が予想されるため、今後の動向が気になる所です。

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