今日の情報が、明日の君をつくる。

ギャンブル依存症の子供が増加、イーサリアムに年齢制限は必要?

オンラインゲームなどを通じて、ギャンブルやそれに近い行為が手軽にできるようになりました。いっぽうで、これによってギャンブル依存症になった子供が増加しているという報告が出ています。この影響もあり、イーサリアム(ETH)では保有にあたり年齢制限を設けるかどうかという議論が起こっています。

ギャンブル依存症の子供、2年で4倍に増加

オンラインゲームなどの普及によって、ギャンブルは手軽にできるようになりました。National Health Service(以下:NHS)の報告によると、この影響でギャンブル依存症に苦しむ子供や若者の数は、2年で4倍にまで増加しています。

「私たちの調査から、ギャンブル依存症に苦しむ子供の数が2年で4倍になったことが判明しました。そのため、子供向けの依存症克服クリニックを開設しようと考えています。また、ギャンブル委員会の報告によれば、約55,000人の子供がギャンブルに関連した問題を抱えていることがわかっています」

加えて、ギャンブル依存症が増えた原因に、オンラインゲームとターゲット広告の影響があるとNHSは指摘しています。NHSが立ち上げるのは、「The National Problem Gambling Clinic」と呼ばれる施設です。ロンドンに建設予定のこの施設では、13歳から25歳までの子供や若者を対象として、NHSのギャンブル依存症克服プログラムの一環として行われます。

イーサリアムにも年齢制限を設けるべきか

ビットコイン(BTC)やイーサリアムは現在では簡単に購入できるようになっています。ただし、現時点では決済や送金などの日常的な利用は少なく、ほとんどが投機目的で使われているため、ギャンブルの要素を含んでいることは間違いないでしょう。こうしたことから子供を守るために、「イーサリアムでは年齢制限を設けるべきかもしれない」と、仮想通貨業界に長年携わってきた投資家のロバート・ジョンソン氏は述べています。

現時点では、取引所の多くが年齢制限を導入しているため、子供は取引をすることができません。しかし、これらのチェックをすり抜けて、子供がイーサリアムを購入してしまう可能性もあります。それだけでなく、取引所を経由せずとも、子供はビットコインやイーサリアムを手に入れることが可能な点も問題です。

教育機関での取り組みが必要

仮想通貨は世界的にネットワークが広がっており、その全てを統制することは不可能です。そのため、仮想通貨を購入するために年齢制限を設けることは、非常に難しいといえます。この問題を解決するためには、学校レベルでの取り組みが必要といえるでしょう。

具体的には、教育プログラムの中にブロックチェーンなど仮想通貨についての技術や知識、投資する際のリスクを盛り込むことです。これによって、子供たちはオンラインでさらされるリスクから、自分自身で身を守ることができます。これは、子供たちが積極的に仮想通貨やブロックチェーンについて学ぶ姿勢を生み出す可能性もある、肯定的な解決策と言えます。