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「もっとも信頼できる取引所」Coinbaseが1位にランクイン、Binanceは8位

仮想通貨市場のデータ提供・リサーチを行うCryptoCompareは、どれくらいのリスクを許容するかを熟考したい投資家向けに、「もっとも信頼できる取引所」と題したランキングを発表しています。同社のランキング発表には、ここ最近市場でウォッシュトレード(意味のない口座間の資金移動)によって取引量を偽造することが問題となっている背景があります。

法的規制欠ける取引所もシェアを拡大

CryptoCompareが発表したランキングは、以下のようになります。

1. コインベース – grade AA, total: 60.30
2. ポロニエックス – grade AA, total: 59.90
3. ビットスタンプ – grade AA, total: 59.60
4. ビットフライヤー – grade AA, total: 57.20
5. リキッド– grade AA, total: 56.30
6. イットビット – grade AA, total: 56.0
7. クラーケン – grade A, total: 54.10
8. バイナンス – grade A, total: 54.0
9. ジェミニ – grade A, total: 53.20
10. ビッサム – grade A, total: 53.10

上記のランキング構成要素は、地政学的リスクのほか、法律と規制、開発チーム・企業、データ提供、および市場品質などが含まれています。

TOP10にランクインした取引所は、AAまたはAのいずれかの格付けとなっており、同時に50〜59の評価スコアを獲得しています。また、これらの取引所は投資や品質の面においては比較的確かさがある一方、地政学・貿易面など特定のリスク評価については正確さに欠けているかもしれません。

CryptoCompareは、Fにランク付けされた取引所は法的な規制面が欠けているとしています。その反面、C〜Fの評価を受けた取引所は市場でのシェアを30%以上も増加させています。

ランキング上位の取引所にも不安な要素が

今回のランキングで2位にランクインしたポロニエックスですが、BTCレンディングで債務不履行者を出すなど、ここ最近ではコミュニティからその対応に不満の声があがっています。今後訴訟問題に発展する可能性もあり、先行きにはやや不安が残ると言えます。

また、1位にランクインしたコインベースも問題を抱えています。具体的には、Neutrinoという企業の買収以降、コインベースからアカウントを削除しようという活動が始まっているのです。

Neutrinoはイタリアの監視ベンダーであるHacking Teamの3人によって設立された企業です。彼らは過去にエチオピア、サウジアラビア、スーダンなどの抑圧的な政府にも協力してきており、スパイウェアを政府へ販売した疑いも持たれています。

仮想通貨市場はまだ始まったばかりです。長い歴史を持つ金融市場と比較した場合、依然として解決すべき課題は多いと言えるでしょう。

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