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国内仮想通貨取引所の現物保有率はBTCとXRPが85%を占め、ETH・MONAも年初来最高を記録

JVCEA(日本仮想通貨交換業界)が新たに発表した月次統計資料によれば、10月の日本の仮想通貨取引所の現物保有数量のうち、イーサリアム(ETH)とモナコイン(MONA)が年初来最高値を記録しています。なお、少し減少が見られたもののリップル(XRP)の現物保有数量も依然として高く、また、ビットコイン(BTC)は約1240億円分が保有されており、全体の約55%を占めていることが分かっています。

日本の仮想通貨保有数に関する新たなレポート

11月29日、JVCEAは所属する仮想通貨交換業者18社の最新月次統計資料を公開しました。

この市場データによると2019年10月末ビットコインの現物保有数は15万3533BTCとなっており、国内の仮想通貨取引所だけでも約1240億円分が保管されていることが分かります。

一方、以前から人気の高いリップルは、2018年12月から右肩上がりだったものの、2019年9月の29億8904万8467XRPをピークに10月は若干減少し、29億8684万8889XRPを記録しています。

順調に右肩上がりを推移しているのはイーサリアムとモナコインで、それぞれ114万2158ETH、5105万7423MONAと好調な様子を見せています。

また全体口座数は312万548口座、そのうち稼働口座が196万2087口座と、どちらも新規参入者が年初から徐々に増加傾向にあることがうかがえる結果となりました。

海外の専門家「日本はリップルが好き」と指摘

仮想通貨メディアのパイオニアで専門家としても知られるNic Carter(ニック・カーター)氏は自身のツイッター上で、今回のJVCEAによる月次資料を引用し「日本のトレーダーはリップルを愛している」とコメントしています。

依然としてビットコインが仮想通貨市場のトップを独占していることに変わりありませんが、取引が活発な国の一つである米国では、昨年アルトコインの現物保有率においてイーサリアムが20%を占めており、高い人気があることが分かっています。

日本の現物保有数は1位はビットコイン、2位がリップル、3位がイーサリアムとなっており、モナコインは5位にランキングしています。

なお、カーター氏は公開された稼働口座数には取引や送金履歴もない110万以上もの非アクティブユーザーが含まれていることから、日本の仮想通貨市場参入者は、総人口のうち200万人しかいないと結論付けました。

業界の間では日本はアジア市場におけるリーダーとも称されていますが、この200万人が本当であれば下火であることが予想されます。しかし、XRP投資家に多く見られるバブル時などに買い増しを続け、そのまま口座を放置している層も少なくないとする声も出ています。