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米国会議員フェイスブックの仮想通貨リブラの開発中止を要求、プライバシーの問題性を懸念

2020年に運用が開始予定となっているFacebook(フェイスブック)の仮想通貨リブラですが、一部の米国会議員らはCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏に公開書簡を送り、開発の一時中止を求めています。彼らは、リブラは既存の金融システムに破壊をもたらすテクノロジーであるとし、批判と懸念を表明しています。

リブラの開発一時中止を要求、過去のスキャンダルも指摘

フェスブックによってステーブルコインとなる仮想通貨リブラが発表されて以来、世界各国の規制当局からプライバシー性と金融政策といった観点で、懸念と批判が集まっています。

マーク・ザッカーバーグ氏へと送られた、米下院金融サービス委員長のマキシン・ウォーターズ委員長と小委員会の代表者、ファイナンシャルテクノロジー・タスクフォースの議長らによって署名された公開書簡によれば、リブラが世界の金融システムにどのように変革をもたらすかについて対処と理解を深めるために一時中止が求められています。

書簡によると、リブラがスイスを拠点に、米国の金融政策とドルに対抗する事を意図した全く新しい金融システムとして機能する可能性があるとし、フェイスブックとそのパートナーに対しリブラに関するあらゆる動きの一時停止を要請しています。

また、フェイスブックの20億人以上いるユーザーだけでなくリブラの投資家や消費者も巻き込むことで、広範囲な世界経済に対し、深刻なプライバシー問題など国家安全保障と金融政策に深刻な懸念を引き起こす可能性についての指されています。フェイスブックといえば以前、大規模な個人情報流出の問題が相次いでいました。

各国の規制当局や機関はまだ対処する準備が整っていない

フェイスブックはリブラと同時期に「カリブラ」と呼ばれる仮想通貨ウォレットの開発も発表しており、マスターカードやペイパル、Visaなど27もの大手企業や組織と提携し、スイスに「リブラアソシエーション」と言う団体を結成していました。また、2020年までには100社との提携を目指しています。

しかし、リブラとカリブラにはいまだ詳細な使用方法とセキュリティに関する情報が不足しており、リスクと規制による保護といった対処ができないと言った懸念も生じています。

十分な監視ができず不適切な規制のままでは犯罪やマネーロンダリングに悪用される恐れもあり、公開書簡でも、米の既存の規制システムでは対処できず、他の国々や国際機関も同様であるとし、いち早い詳細の開示と、強固な監督の必要性を強調していました。

これまでビットコインBTC)の様な仮想通貨に対し、各国は積極的な規制に向けた対応を取ってはいませんでした。しかし今回大手企業フェイスブックが業界に参入してきたことによって状況が変わってきたことが伺えます。

フェイスブックが世界的な中央銀行に取って変わるとも予想されており、仮想通貨も無視できない存在になってきていると予想されます。

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