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FBI長官が仮想通貨を懸念する理由、今後取り締まりは強まる?

FBIはアメリカの安全を守るため、世界レベルで犯罪の抑止に取り組んでいます。仮想通貨は新たな犯罪を生み出す可能性があり、FBIはそれを危惧しています。

FBIとビットコイン、仮想通貨

FBI(米国連邦捜査局)はテロ、人身売買、金融犯罪など、アメリカの安全に関わる多くの犯罪に焦点をあてています。これは、FBIがビットコイン(BTC)や仮想通貨を危惧する理由の1つにもなっています。

ビットコインから始まった仮想通貨の基本的な理念の1つには、金融サービスを受けられない人の受け皿になることが挙げられます。しかし、悪意を持った人々はこの理念を逆手に取り、本来とは違った目的でビットコインや仮想通貨を使おうとします。

連邦捜査局長官であるクリストファー・レイ氏は、仮想通貨の問題は今後さらに大きくなると考えているようです。

仮想通貨は金融システムへの挑戦

今週火曜日、レイ氏は米国上院国土安全保障および政府問題委員会の質疑に応じました。そこで、米国上院議員であるミット・ロムニー氏の仮想通貨やテロリストの抑止についての質問に以下のように答えました。

「私たちは仮想通貨やテロリストの動きを注視しています。実世界での動きはもちろん、ブロックチェーン上のやり取りも含んでいます」

興味深い事実として、レイ氏が危惧しているのは仮想通貨だけではありません。暗号技術やブロックチェーンのテクノロジーそのものにも向けられています。

「仮想通貨かどうかだけでなく、デバイスやメッセージプラットフォームにおいてデフォルトの暗号化かどうかも確認しています。私たちは、国単位だけでなく、世界単位でも行動しています。お金、人、コミュニケーション、証拠、事実など、私たちが仕事を成し遂げるために基盤となるものを本質的に管理できるよう行動します」

このコメントを見ても、FBIが仮想通貨に関して2つの懸念を抱いていることが分かります。具体的には、仮想通貨や暗号技術が、現在の金融システムへの挑戦であることと、公共の視点から考えたコミュニケーションの未来への挑戦です。

こうした点を踏まえると、FBIは仮想通貨に対して今後厳しく取り締まっていく可能性がありそうです。