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米FOMCの発表、ビットコインをさらに強気へ押し上げる可能性。

FOMCの発表を控え、内容に投資家の注目が集まっています。ゼロ金利政策が継続となればビットコイン(BTC)にとって追い風となり、さらに価格が上昇すると見られています。

BTC上昇、継続なるか

仮想通貨ビットコイン(BTC)は、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策発表を前に約11ヶ月ぶりとなる11000ドル(約115万円)を突破しました。現在、値動きは若干落ち着いているものの発表次第ではさらに強気相場が継続すると考えられています。

FRBは28~29日の2日間で今後の金融政策を決定する会合FOMC(連邦公開市場委員会)を開き、今回は新型コロナウイルスが今後数か月の経済をどのように脅かすのか議論される予定です。

日本時間30日午前3時頃にFOMCは声明を発表し、その後すぐにパウエルFRB議長によって会見が開かれる流れとなっています。

主に景気状況と金利が発表されますが、金利ベンチマークをゼロ前後で維持するのかに注目が集まっています。6月のFOMCでは2022年末までゼロ金利政策を続ける方針を明らかにしていました。

経済が持続的な回復の兆しを示すまでゼロ金利政策が続けば、ドルなどの法定通貨の不信も高まり、ゴールドやビットコインに資金が流れる可能性があります。一方、FRBの債券買い入れが継続されればドルも続落するかもしれません。

金・BTC買いが進む

金利を引き下げるかどうかの決定は、主要な米国債に直接影響を与えることになります。保守的な政策を取った場合、金利はさらに下落する可能性があります。先週末にゼロを割り込んだ際、投資家はリスク高の資産でより良いリターンを求めるようになりました。

一方、ドルインデックス(ドル指数)もFOMCを前に0.2%上昇したものの現時点で2年ぶりの安値付近での取引が続いてます。

このようにドルやドル建て資産に魅力をなくした投資家の資金が今週の金の上昇を最高値にまで押し上げたとされており、その後ビットコインへも資金が流入したとされています。

Wrightson Icapのアナリストであるルー・クランダル氏はファイナンシャル・タイムズに対し、中央銀行がゼロ金利政策が与える新型コロナウイルスにより悪化した経済への影響をいまだ測定しているため、FRBは金利を据え置くだろうと予測しています。

またPictet Wealth Managementのシニア・エコノミストであるトーマス・コスターグ氏は、現在のFRBが「引き金に指をかけているような状況」は金のような安全資産への需要をさらに押し上げるだろうと指摘しています。

もしコスターグ氏の指摘が当たった場合、ビットコインの価格もさらに押し上げることが期待されます。