今日の情報が、明日の君をつくる。

ネスレとカルフールが提携し、マッシュポテトの追跡にIBMブロックチェーンを使用

スイスの大手食品メーカーである「Nestlé(ネスレ)」とフランスの大手スーパーマーケットチェーン「Carrefour(カルフール)」が提携し、IBMが開発したブロックチェーンプラットフォーム「Food Trust(フード・トラスト)」の利用を発表しました。これにより消費者に商品の詳細なデータを提供する事が可能になります。

ネスレ×カルフール、IBMブロックチェーンを利用

スイスに本社を構え食品業界でも有名なネスレと、フランスのスーパーマーケットであるカルフールの両社は、IBMのブロックチェーン技術を実装した食品追跡ネットワーク「Food Trust(フード・トラスト)」の利用を4月15日に発表しました。

両社はIBMのフード・トラストプロジェクト自体にはすでに参加していたものの、実際の運用は今回が初めてとなります。

フード・トラストの利用により、ネスレが展開する有名ブランド「Mousline」のマッシュポテト製品が、工場からカルフールの店舗に並ぶまでのサプライチェーンの追跡ができ、製品の透明性が向上します。

なお、消費者はスマートフォンから商品に記載されたQRコードを読み込むことで、製造日、保管期間、倉庫の場所、農家などの詳細な情報の他、商品を応用したピューレのレシピなどの二次情報を知ることも可能となるようです。

バリューチェーン全体に利益をもたらす

ネスレのグローバルサプライチェーンを統括しているVineet Khanna氏は、次の様に述べています。

「私達は、正確で信頼に足り、公平である情報を用いることで、製品の透明性を高めたいと考えています。そのためにブロックチェーン技術の使用を決めました。これは、小売業者や消費者を含むバリューチェーン全体に利益をもたらすことになるでしょう」

ネスレは、2017年からスタートしたIBMのフード・トラストの創設メンバーです。

カルフールは昨年10月からの参加ではあるものの、それ以前では、1年以上に渡り社内のエンジニアチームで独自のブロックチェーンプラットフォームの開発をしていた事が明かされています。

なお、両社は今回の発表と共に「この技術のインパクトとスケーラビリティを理解し、さらなる発展のために支援を行う」とも述べており、今回の「Mousline」のマッシュポテト製品の追跡が成功すれば、その対象はさらに拡大される予定だとしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です