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ロビンフッドのGameStop騒動がビットコインの上昇を後押しする可能性。

米で人気の投資アプリRobinhood(ロビンフッド)は、個人投資家によるGameStop株の株価吊り上げ騒動を受け、保有株数に制限をかけました。この措置は潜在的にビットコイン(BTC)の上昇を担った可能性があります。

中央集権介入に個人投資家の怒り

株式取引に熱狂している米では個人投資家らが結束してビデオゲーム小売チェーンGameStopの株を買い上げ、急騰する事態が起きました。

これには大口であるヘッジファンドの空売りを阻止させ、大損させようとRedditユーザーが呼びかけに多くの個人投資家が集まった背景があります。その後すぐにRobinhoodはSEC(米証券取引委員会)の監視に対処するべく、GameStopを含む数十社の株式保有に制限をかけました。

機関投資家のやり方に対する怒りや不満は、ビットコインの上昇にも一役買っています。この騒動の後すぐに当初32,000ドル(約336万円)以下で取引されていたビットコインは、約5%上昇となる34,000ドル(約357万円)を超えました。

またDOT・LINK・イーサリアム(ETH)など競合するアルトコインも1日で約5~10%の値上がりをしています。

従来の金融システムに不信感

個人投資家やトレーダーは、株式市場など既存の金融システムによる第三者が簡単に介入して顧客のために物事を決定してしまうなど、十分な透明性が無いことに不信感を抱いています。

しかし暗号資産市場は中央集権の介入がなく、多くの人の手によって物事が決められます。そのこともビットコインなどが注目される理由と言えるでしょう。

ロンドンのCoin Sharesの最高戦略責任者であるMeltem Demirors氏は、最近のインタビューで次のように説明しています。

「従来の市場では透明性がないため、監督が行き届かないだけでなくドル安によって個人投資家にとってもチャンスが不足していることをもたらしています。暗号資産はこの権力構造を逆転させ小口主導により、市場はウォール街や伝統的な金融システムの外で完全に発展しています」

またFoldカードでオンラインショップ購入者からビットコインを稼ぐ若者、Geminiで100ドルを購入するリテールユーザー、CMEで1000万ドル分を購入する機関投資家まであらゆるタイプの投資家に平等なチャンスを提供していると付け加えました。

暗号資産の本質的な価値の多くは、それがどの政府にも縛られていないという事実に由来しています。従ってビットコインなどへの投資はいつか現代の金融システムに取って代わる可能性のある技術に投資していることを意味すると言えるでしょう。