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「今の世界危機がビットコインの採用を加速させる」ウィンクルボス兄弟が示す強気相場の見解とは?

米主要仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)を運営するウィンクルボス兄弟は、パンデミックによる世界危機でビットコインの普及が加速すると予測し、これまでの強気相場と異なると強調しています。

ビットコインの採用が加速

仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)の共同創設者兼CEOであるTyler Winklevoss(タイラー・ウィンクルボス)氏はツイッター上で、新型コロナウイルスがもたらした世界危機的状況により、一般の人々がビットコイン(BTC)ブロックチェーンの関心を高めていると述べています。

「パンデミックは私たちを未来に向かって押し上げました。オフライン小売の失敗を早め、ストリーミング・ソーシャルメディアへの取り込みを促進しています。また法定通貨・対GDP比による膨大な負債の上昇・ハイパーインフレの可能性など構造的な問題も露呈しています」

タイラー氏によればこれらが「ビットコインの採用を加速させている」と結論付けています。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく、多くの国ではロックダウンの措置を余儀なくされました。

そのため貿易や国際ビジネスに重大な懸念をもたらし、世界中の数え切れないほどの人々が事業閉鎖や失業する事態となりました。米国では何兆ものドルを経済に投入し、EUでもコロナ基金を設立するなどの景気刺激策を取っていますが、しばらくは景気が回復しないだろうと予測されています。

次の強気相場はこれまでと異なる

ジェミナイのもう一人の共同創業者で兄弟のCameron Winklevoss(キャメロン・ウィンクルボス)氏も「ビットコインが大きな動きをする準備が整った」とツイッターで述べています。

「次のビットコイン強気相場はこれまでと劇的に違う。2017年よりも指数関数的に多くの資本・人的資本・インフラ・良プロジェクトが存在しています。言うまでもなく、すべての法定通貨資本が今後、インフレという非常に現実的な脅威に直面します」

このようにバブル崩壊以降、業界のテクノロジーは大きな飛躍を遂げているとタイラー氏を支持しています。

米が進める経済システムへの何兆ものドル投入は、法定通貨を大量に刷ることになるためその価値が失われる危険性があります。実際にサトシ・ナカモトがビットコインを発行するきっかけとなったのは、2008年の金融危機後に大手銀行や多くの大企業が受けた救済措置の懸念からでした。

現在仮想通貨以外の投資家も安全な避難場所として金や銀だけでなく、ビットコインへ目を向けつつあります。ウィンクルボス兄弟の説が正しければ、今後さらに資金が流れ込むことが期待されます。