ドイツで2番目に大きな証券取引所であるベールゼ・シュトゥットガルト・グループは、デジタル資産の取引所として「BSDEX」を立ち上げることを9月23日に発表しました。ドイツの銀行法に基づき規制された取引所として運営され、ユーロ建ての取引ペアでビットコイン(BTC)を購入することが可能となります。
ドイツ第2位の証券取引所が仮想通貨取引を提供へ
ベールゼ・シュトゥットガルト・グループはドイツに拠点を構えており、ドイツ国内で第2位、ヨーロッパの中でも第9位という大規模な証券取引所です。
「BSDEX」は同グループが立ち上げるデジタル資産取引サービスであり、EUR/BTCの取引ペアを利用してビットコイン取引ができます。
ドイツ国内では銀行法に基づいた初のデジタル資産取引所となることから話題を集めています。
ヨーロッパのデジタル資産取引の中心へ
BSDEXのダーク・ストゥルツCEOは、今後は徐々にサービス提供の範囲を拡大していき、機関投資家だけでなくユーロ全域でもサービスを提供したいと意気込みを見せています。
「仮想通貨によって、10億ドルの市場が誕生しました。ブロックチェーンを使うことで、デジタル資産はさらに確立した存在となるでしょう。将来的には、BSDEXをヨーロッパにおける中心的な存在にしたい」
また、BSDEXのピーター・グロスコフCTOは、以下のようにコメントしています。
「個人投資家と機関投資家は、BSDEXを通じてデジタル資産にアクセスすることができます。BSDEXの取引システムは、柔軟性が高く低コストで利用可能です。ブロックチェーンは金融市場に持続的な革命をもたらし続けるでしょう。私たちは、このトレンドを取り上げていくことで、未来に求められる取引センターを作っていきます」
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