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Gitcoinを通じてイーサリアムエコシステム開発者を支援、マイクロソフト社。

世界をリードしているソフトウェア大手マイクロソフト社はEthereal Virtual Hackathonの一環として、分散型プラットフォームGitcoinを通じ、イーサリアム(ETH)エコシステム開発者に報酬を提供しています。

マイクロソフト、ETH開発者に報酬

分散型プラットフォームGitcoinはICOを行わず、トークンも存在しません。OSS開発を行うエンジニアへイーサリアム(ETH)またはステーブルコインDAIで報酬を支払い、オープンソースプロジェクトを支援しています。

Gitcoinはマイクロソフト社と主導で2019年4月、イーサリアムのハッカソンである「Ethereal Virtual Hackathon」を開催し、イーサリアムのエコシステムの構築と開発に協力してくれる人物に対し、数千ドルを提供していました。

ハッカソンとはハックとマラソンを掛け合わせた造語で、エンジニアらがチームとなり指定された期間内にアプリケーションやサービスを開発するイベントです。

Ethereal Virtual Hackathonは約2週間ほどのコンテストとなっており、3人の受賞者が選ばれます。マイクロソフト社だけでなく、他にも数十社が総額67,000ドル(約720万円)の懸賞金を提供しており、DAIで支払われることになっています。

ブロックチェーンエコシステム拡大へ

マイクロソフト社は他にも輸送用コンテナのスマートコントラクトや天候保険といったプロジェクトに対し、それぞれ2000DAIと2500DAIの報奨金を提供しており、このようなプロジェクトバウンティは20を超えています。

またEthereal Virtual Hackathonの主要なスポンサーには、イーサリアム開発を主導しているベンチャー企業ConsenSys Labも名を連ねています。

ConsenSys Labの運営責任者であるVivek Singh 氏は、P2Pのレンディングと分散型クレジットスコアシステムという「レンディング市場の再考」アイディアに報酬を与えると説明していました。

これは従来の中央集権的な信用機関に頼るのではなく、借り手がソーシャルコネクションのような信用スコアを活用し融資ができる分散型となります。このようにハッカソンでは開発者でなくとも参加が可能です。

またハッカソン開催はオープンソース開発を奨励するための分散型プラットフォームGitcoinへもスポットライトが当たることを意味します。

Github上に構築されているこのプラットフォームには、すでに1万8,000人以上の月間アクティブユーザーが存在し、世界中のオープンソースボランティアに資金を提供する「公共の利益」だとして、これまでに100万ドル(約1億700万円)以上の報酬が支払われています。