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テザー社、クリスマスまでにゴールド連動のステーブルコイン発行へ

仮想通貨テザー(USDT)の発行元であるテザー社は、クリスマスまでにゴールドに連動するステーブルコイン「テザー・ゴールド」を発行する予定であることが明らかとなりました。

テザー社、クリスマスまでにゴールド連動のステーブルコイン発行へ

ここ最近、仮想通貨市場ではゴールドと連動するトークンの発行が増加しています。たとえば、イギリスに拠点を構える企業Coin Sharesもその1つです。こうした動きに追随するように、テザー社はゴールドと連動するステーブルコインの発行を計画しています。

ビットフィネックスとテザーの最高技術責任者であるPaolo Ardoino氏は、テザー・ゴールドの発行はリスクヘッジのために有効だと考えており、以下のようにコメントしています。

「現在のマクロ経済において、仮想通貨市場における不確実性に対応するためには、顧客には従来のリスクヘッジの手段が必要です。ゴールドは歴史的に見ても、偶発的なリスクに対する重要な資産でした」

ビットコインが「デジタル・ゴールド」と呼ばれる理由

仮想通貨市場ではビットコイン(BTC)を「デジタル・ゴールド」と呼ぶことがあります。これは、ビットコインがゴールドと同じく、経済が持つ不確実性へのリスクヘッジとなると考えられているからです。

実際に、法定通貨のような不換紙幣は経済状況によってその価値が変動します。戦争などの地政学的リスクや、政情が不安定な国では法定通貨の価値も下がります。

いっぽうで、ビットコインやゴールドは、こうした要因によって価格が左右されることはあまり多くありません。

ビットフィネックスが仮想通貨のオプション取引を準備

テザー社と関連性が深い仮想通貨取引所ビットフィネックスも、2020年の第1四半期に向けて、仮想通貨のオプション取引を準備していることがわかっています。ビットフィネックスは、いくつかの仮想通貨において、取引量が減少傾向にあります。Coin Metricsの共同設立者であるNic Carter氏は、取引量が減少した要因について以下のようにコメントしています。

「これは、Binance(バイナンス)の先物取引が影響しているのかもしれません。あるいは、規制当局がビットフィネックスに対して厳しい視線を向けていることに警戒心を持っている可能性もあります」

現在テザーとビットフィネックスは、資産の裏付けがないにも関わらずテザーを大量発行し価格操作を行ったとして集団訴訟を起こされています。