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マウント・ゴックス、695億円もの現金を含む所有額が明らかに

現在民事再生の手続き中であるMt.Gox(マウント・ゴックス)ですが、管財人である小林伸明弁護士が発表した文書により保有資産が明らかとなりました。その額は現金で約695億円、ビットコインBTC)で約14万BTC、ハードフォークしたビットコインキャッシュBCH)で約14万BCHにも上っています。

マウント・ゴックス、14万BTCを所持

かつてはビットコインの総取引量の内70%もの取引が行われ、現在は資金流出により民事再生手続きを行なっているマウントゴックスですが、管財人の小林伸明弁護士が地裁に提出した書類により、保有資産額が明らかとなりました。

その書類によると、マウントゴックスは、現金で約695億円、ビットコインで約14万BTC、ハードフォークしたビットコインキャッシュで約14万BCHを保有しているとのことです。

マウント・ゴックスはこれまで、資産であるビットコインを現金に売却してから債権者へと分配する流れで破産手続きが進められていました。

その場合、大量のビットコインが売りにかけられるため、市場の暴落が懸念されていました。しかし、民事再生が可能となったため、仮想通貨のまま債権者へと分配される可能性も高くなってきています。

なお、具体的な民事再生プロセスを計画した提案は、4月26日までに提出される予定です。

結局犯人は誰なのか

マウント・ゴックス破綻の原因となったハッキング事件ですが、明確な犯人は未だ明らかとなっていません。

15日に開かれた東京地裁の裁判では、当時CEOだったマルク・カルプレス氏が、当時の顧客の資産を盗んだとして業務上横領罪に問われていました。しかし、これに関しては無罪との判決が出ています。

また、取引システムのデータ改ざんをしたとして問われていた私電磁的記録不正作出・同供用罪については、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年が言い渡されました。

過去には、仮想通貨取引所「BTCe」を運営していたアレクサンダー・ビニック氏が、事件当時にマウント・ゴックスから大量のビットコインを受け取っていた事が分かり、真犯人だとする噂もありました。

しかし、2017年に別件で逮捕された際の取り調べにより、同氏が4000億円以上ものマネーロンダリングに関与していた事は判明したものの、マウント・ゴックスへのハッキング事件の犯人ではないとされています。

このように未だ犯人ははっきりとしてはいないものの、事件が進展しているのは間違いがないため、新しい提案などを通し、ようやく同事件の終止符が打たれるかもしれません。

とは言え、債権者に現金で分配されるのか、仮想通貨で分配されるのかについては市場への影響力も大きい事から、どのように解決されていくかは今後も多くの注目を集めるでしょう。

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