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テレグラムの仮想通貨GRAMトークン、ICO価格より3倍の値段で販売予定

ロシア初の大手メッセージアプリTelegram(テレグラム)が発行する仮想通貨GRAMが、韓国の「グラム・アジア」の提供により仮想通貨取引所Liquid(リキッド)にて独占販売する事が決まっています。その販売価格に関してですが、プライベートICOの価格の約3倍以上となる4ドル(約433円)で販売する予定だとブルームバーグが報道しています。

GRAMが4ドルで販売予定か

仮想通貨GRAMは、メッセージアプリのテレグラムが発行するトークンです。昨年3月に行われたプライベートICOでの販売では、史上最大規模の調達額を記録し、大きな注目を集めていました。

韓国でGRAMを最も多く保有している「GRAM ASIA(グラム・アジア)」は、日本の仮想通貨取引所Liquidを通じて7月10日以降に一般販売を行う予定となっています。ブルームバーグの報道によれば販売価格は4ドル(約433円)を予定しているようです。

これはGRAMの2回目のプライベートICO時の価格が1.33ドル(約144円)だった事から、3倍以上の値段となり話題を呼んでいます。なお、Liquidが発行する独自トークンQASHを使用すれば、購入時に3.5ドル(約379円)にまで割引される制度が導入される事も明らかとなりました。

合法性を疑問視するアナリストも

この様な販売方法には批判も寄せられています。大手仮想通貨メディアThe BlockのリサーチディレクターLarry Cermak氏は自身のツイッター上で、グラム・アジアによる今回の販売方法は、正確には小売店によるdumpの様なものだと述べています。

来週にも販売が行われますが、Liquidを通じて購入してもGRAMが利用できる独自ブロックチェーン「テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)」が10月に稼働するまでは実際に配布されない予定となっています。

Cermak氏は、その間に多くの国、特にEUなどの規制当局からの調査を受ける事になり、合法的な販売とみなされるかどうかを疑問視しています。

先日発表された、テレグラムのライバル会社とも言えるFacebook(フェイスブック)の発行する仮想通貨リブラも、米国から一時開発中止の要請を受けており、各国からも既存の金融システムを破たんさせると危惧する声が挙がっていました。

テレグラムの利用者数は2億人を超えており、TONの稼働後には、決済手段としてVisaやマスターカードとの競合も目指しています。そのため、今後GRAMに対して各国がどのような対応を取るのか、その動向にも注視していきたい所です。

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