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人気YouTuberのアカウントに不正アクセス、ハッカーが仮想通貨詐欺

ハッカーが人気YouTuberのアカウントに不正アクセスし、仮想通貨詐欺を行っています。報告された事例の1つでは、15,000ドル以上のリップル(XRP)が騙し取られる被害が出ています。

偽メールが原因で不正アクセスを受ける

Decryptの報告によると、チェコのYouTuberであるAdam Jicha氏の登録者30万人を超えるゲームチャンネルのアカウントに不正アクセス被害があったとのことです。また、Roth Wellden氏は偽のオンラインゲームサイトからのコラボメールが届いた後に、ハッキング被害を受けています。これは、メールに含まれていたキーロガー(キーの入力を記録・監視するもの)が原因となっています。

不正アクセスを受けたYouTuberは、すぐに運営元であるグーグルに連絡をしましたが、アカウントからロックアウトされてしまいました。そして、ハッカーはチャンネルのアカウント名や画像を大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)のCEOであるChangpeng Zhao氏のものに変更したのです。

バイナンスCEOを装い詐欺を働く

その後、ハッカーは「BINANCELIVE: interview with Binance CEO, Announce BTC Giveaway」というライブ配信を開始しました。このライブ配信では、指定されたアドレスにリップルを送付することで、5000BTCのエアドロップを受け取れると嘘の情報でユーザーから仮想通貨を騙し取ったのです。

この事例ではその後にグーグルが対応したことで、アカウントがハッカーから守られ、少額の被害で済んだと報告されています。

リップル社のCEOを装い詐欺を働く事例も

その他にも、YouTuberのアカウントへの不正アクセスからリップルを騙し取った例が報告されています。この事例では、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏を装い、先ほどと同様にライブストリーミングでリップルを不正に取得しています。最終的には、15,000ドル相当もの被害が出てしまいました。

ツイッターから他のプラットフォームへ

2018年以降はツイッターアカウントを使った仮想通貨詐欺が主流でした。しかし、ここ最近ではハッカー達がツイッターではなく、YouTubeなどの別のプラットフォームへ移行し始めており、注意が必要です。