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韓国ヒュンダイ重工業:サプライチェーン管理向上のため「HiPRO」ブロックチェーンを採用、年間60億ドルの処理を目指す

造船及び工場建設を行う韓国のヒュンダイ重工業は、サプライチェーンの効率的な管理を目指すため自社のブロックチェーン部門が開発したブロックチェーンプラットフォーム「HiPRO」を採用する事を発表しました。現在、ヒュンダイグループでは徐々にブロックチェーンの採用を行っています。

ヒュンダイ重工業、ブロックチェーンでサプライチェーン向上へ

世界でも大手の造船会社、韓国のヒュンダイ重工業は自社グループ内で開発されたブロックチェーンプラットフォーム「HiPRO」を使用する事を明らかにしました。

これにより「購入・工場・スマートファクトリー化によるインセンティブ・造船資材」等といったサプライチェーンの管理が可能となる予定です。

現在ヒュンダイ重工業は、2019年度の最初の3ヶ月で240万ドル(2.6億円)もの純利益を計上している程の大手企業となっています。そのため、交渉プロセスや契約、領収書、支払いまたは数万のパートナー企業との材料調達といった経費は膨大なものとなっており、「HiPRO」ブロックチェーンを採用し、年間約60億ドル(6,600億円)の処理を行うことを目指しています。

ブロックチェーンの採用が進む韓国

韓国のコングロマリットともいえるヒュンダイグループですが、ブロックチェーンの採用が進みつつあるようです。

系列会社の「Hdac Technology」は仮想通貨HDAC Coinを発行しており、ブロックチェーンベースとなる建設、資金調達、不動産に加え、BaaS(Blockchain-powered-as-service)ソリューションの商品化を発表しています。

また、韓国の未来創造学部と韓国インターネット振興院(KISA)はソウルで開催されるブロックチェーン・テックビズ・カンファレンス内にて、ブロックチェーンプロジェクトの進捗状況を評価し議論する団体を発足させる予定です。

未来創造学部といえば国内のブロックチェーン推進を主導しており、社会のあらゆる層に適用される事を想定しています。韓国は国をあげて積極的にブロックチェーン技術の開発に取り組んでいるといえるでしょう。

また海運業では世界第2位となるロシアの「メディタレニアン・シッピング・カンパニー(MSC)」と第4位の「CMA CGM」がサプライチェーンの時間短縮・コスト削減・業務効率化を目指すためにブロックチェーン貿易プラットフォーム「TradeLens(トレードレンズ)」に参加したばかりでした。

輸送業務の改善に相性が良いといわれるブロックチェーンですが、今年もこのようなニュースは増えてくると予想されます。ますます技術の発展も見込まれていく事でしょう。

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