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韓国のブロックチェーン企業ICON、独自の取引手数料システム「Fee2.0」を発表

仮想通貨ICXを発行しているアイコンは、開発している独自ブロックチェーンネットワークに新しい取引手数料システム「Fee2.0」を導入することを発表しました。これによりユーザーは手数料を支払う事無くICONネットワーク上のdAppサービスへのアクセスが可能となります。

dAppサービスの手数料が無料に「Fee2.0」

韓国のブロックチェーン企業であるアイコンは、大学や銀行、病院などの機関によるブロックチェーン技術の採用を目指しています。今回ICONネットワーク用に新しい取引手数料システムとなる「Fee2.0」の導入を発表しました。

Fee2.0ではユーザーがICONネットワーク上で作成されたdAppサービスを利用する際、取引手数料を支払う事無く簡単にアクセスできるようになります。

従来のdAppでは全てのユーザーは仮想通貨で手数料を支払わなければならず、ウォレットの作成や特定の仮想通貨の購入などの手間が必要となるため、参入や普及への大きな課題となっていました。

しかしFee2.0では、dAppユーザーがウォレットの作成や仮想通貨の購入が不要となるため、時間短縮や複雑なプロセスの簡略化が可能となります。

またこれは開発者にとってもメリットがあり、トランザクションがスムーズとなるため実質的なコスト削減が実現でき、新たなdAppアプリの開発と普及を後押しする可能性もあります。

Fee2.0を実現する2つの機能

アイコンのFee2.0はFee sharing(料金共有)機能とVirtual step(仮想ステップ)機能の2つの主要コンポーネントで構成されています。

Fee sharing機能は、dAppサービスの管理者がユーザーに代わって取引手数料を支払う事で、利便性の大幅な向上を可能にしています。これによりウォレットの作成が不要となるなど、ユーザーエクスペリエンスを向上しさらなる拡大を目指す事ができます。

ここで懸念されるのはdAppサービスの管理者の手数料負担ですが、これを軽減するためにVirtual step機能が実装されています。

Virtual step機能は、dAppサービス事業者がアイコンが発行する仮想通貨ICXを自身が使用する「SCORE(アイコンが提供する独自スマートコントラクト)」に一定期間預ける事で、取引手数料に使用されるICXのステーキングを行うことが可能です。

なお、Virtual step機能の生成は、毎月の入金量と入金期間の長さによって比例していく事になります。ユニークな仕組みを取り入れているアイコンですが、今後dApp市場でどのくらいシェアを獲得できるのか注視していきたい所と言えます。

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