先日、GoogleのiOSキーボード上にてビットコイン(BTC)のシンボルマークの入力が可能となりました。昨年にはiPhone上でビットコインのシンボルマークが入力可能となった場合、仮想通貨の正当性と宣伝効果が見受けられ、さらなる普及に役立つとも言われていました。
iOSユーザーはビットコインのシンボルマークが利用可能
GoogleはiPhoneユーザーに対し、Googleキーボード上にてビットコインのシンボルマークの表示を提供しています。
この機能はいつ追加されたか正確な時期は判ってはいないものの、利用する場合は、iPhoneにデフォルトのAppleキーボード上の代わりにGboardアプリをインストールし、起動した後にドル記号を長押しすると世界の主要通貨記号がポップアップされ、シンボルマークを選択する事ができます。
なお、タイの法定通貨バーツのシンボルマークとも似ているため注意が必要との事ですが、ビットコインのシンボルマークはポップアップ上の左端に見受けられ、現時点ではAndoroidユーザーにこの機能は提供されておらず待つ必要があります。
Wow I just noticed that the ₿ symbol is now the first currency when u long press $ on Google keyboard…
Does everyone know this? Bitcoin is becoming pervasive everywhere @APompliano pic.twitter.com/2hWDuBit3X
— JP [ ₿⚡️] (@jpthor__) 2019年2月18日
また、スカンジナビア半島とフランスのiPhoneユーザーの間ではその機能が見受けられないとした報告がTwitter上で上がっており、iPhone上の全ての国のユーザーに提供されている訳でもないようで、一部のユーザーの間でもビットコインのシンボルマークをクリックするとフィリピンペソのシンボルマークに切り替わると言ったエラーも報告されていました。
Googleの仮想通貨への取組み
Apple社は昨年9月に既にiOS12にて2種類のビットコインシンボルマークが利用可能となっていましたが、メールやチャットなどでは使用できずSiriなどのショートカット用のみとなっていました。
Googleでは2018年6月から仮想通貨の広告を禁止していましたが、最近では再び解除されており、その姿勢に少しずつ軟化している様子も見受けられていました。
クラウドチームも企業向けビッグデータ解析クラウドツールBigQueryにてビットコインやイーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)など主要仮想通貨のビッグデータを収集、調査しています。
一部の投資家の間では今回の出来事でGoogleが仮想通貨の採用へと近づいていると指摘する声もあるもののその可能性は未だ不明瞭で、兆候としては小さな一歩に過ぎないのかもしれません。
また、Googleを含むGAFA(Google、Apple、Amazon、Facebook)による仮想通貨の採用や独自通貨発行も以前から多くの投資家らから期待されています。
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