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キングダムトラストの仮想通貨退職金口座(IRA)カストディサービスにフィデリティ・デジタル・アセットが任命。

カストディ企業Kingdom Trust(キングダム・トラスト)が立ち上げた、仮想通貨も対象としている退職金口座サービス「Choice」において、Fidelity Digital Assets(フィデリティ・デジタル・アセット)がビットコイン(BTC)カストディを務めることが明らかになりました。

退職金口座サービスのBTC保管を安全に

5月にKingdom Trust(キングダム・トラスト)によって開設されたばかりの個人退職口座サービス(IRA)である「Choice」は、デジタル資産と従来の伝統的資産の両方に退職金を割り当てることができるサービスです。

株式・ゴールド・ETFなど20,000以上の資産を管理できるだけでなく、ビットコイン(BTC)も対象となっています。

キングダム・トラストのプレスリリースによれば、新たにFidelity Digital Assets(フィデリティ・デジタル・アセット)との間で独占的な機関契約を結んだことを明らかにしました。

これによりChoiceユーザーが保有するビットコインをフィデリティ・デジタル・アセットのコールドストレージで安全に保管できるだけでなく、税金面でも有利になります。

フィデリティ・デジタル・アセットは、米金融大手フィデリティが2018年後半に立ち上げた機関投資家向けビットコインカストディサービスですが、今回のように個人向け退職口座サービス利用者も使用できるのは初の事例となります。

ユーザーの秘密鍵管理は不要

Choiceではビットコインを投資対象として選んだ場合、保管プランとしてノーマルの他、コールドストレージで保管するタイプがあり、どちらも年会費無料ですがコールドストレージプランは別途手数料として年間1%かかります。

これはフィデリティ・デジタル・アセットが代わりに管理するためで、自身が秘密鍵を管理することなく高い安全性が提供されます。

一方、有料プランは秘密鍵を独自で保管し仮想通貨カストディ企業Casa(カーサ)のコールドストレージを利用できるほか、さらに税制面で優遇されることになります。

キングダム・トラストのCEOであるライアン・ラドロフ氏によれば「退職金口座のポートフォリオにビットコインを検討していたものの、インフラが成熟し、馴染みのある名前が参入するのを待っていた人にとっては待望の日となる。」と述べています。

また今回のパートナーシップはより広範囲な仮想通貨の採用に向けたもう1つのステップであるとして、他のアルトコインも対象として検討していることを示唆しました。