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JPモルガン、ブロックチェーンの普及と成長は確実に進んでいると報告




2019年、ビットコインBTC)をはじめとした有名仮想通貨の価格が下落している状況の中で、大手金融機関であるJPモルガンがブロックチェーンの普及と成長は確実に進んでいると報告しました。

ブロックチェーン業界の現状

現状の市場からブロックチェーンに対して疑心暗鬼になっている人もいるとは思いますが、JPモルガンはこの技術がグローバル産業をさらに発展させることができると考えているようです。彼らの分析によれば、ブロックチェーンをベースとした仮想通貨はこれまで誤解されてきた部分が多くあると主張しています。

JPモルガンにおいてグローバル分析の責任者を務めるJoyce Chang氏は、インタビューで以下のように述べています。

「ブロックチェーンはグローバル決済システムを変革するようなものではないが、ある程度の効率化をもたらすだろう。わかりやすい影響は、金融貿易において3−5年後に見られる」

ブロックチェーンが変革する分野とは

JPモルガンのアナリストによって作成された報告書によれば、Chang氏が率いる研究グループはブロックチェーンシステムをベースとした技術は、金融分野において最も効果的であると述べています。なぜなら、効率的な取引を行うことで今まで失っていた利益を生み出すことができるからです。

しかしながら、ブロックチェーンの利用は金融や銀行業務だけではないと続けます。Chang氏は、ブロックチェーン技術が取引の承認・記録、産業開発の効率化や個人によって開発された通貨の流通など様々な可能性があるとしています。

さらに同氏は、 ブロックチェーンを先進的に活用するBanco Santanderを含めた様々な銀行機関が存在していると述べます。インタビューでは、JPモルガンによって開発されたイーサリアムブロックチェーンベースの銀行間取引のための技術が紹介されています。

ブロックチェーンはビットコインの課題や、どの仮想通貨が将来的に主流として採用されるかなど懸念すべき点も多々あります。

また、Chang氏はスケーラビリティ問題を例に上げ、現状でブロックチェーンの4つの懸念点は、スケーラビリティ、統合方法、コストと規制だとも発言しています。

パブリックチェーンは仮想通貨の根幹技術となりますが、スケーラビリティに課題を持ちます。2018年からほとんどの仮想通貨価格は80-90%の下落を記録しているにも関わらず、ブロックチェーンは仮想通貨業界によって今後利用される可能性があるということで回復力のある金融商品として認識されています。

2017年12月に起きたビットコインに対する楽観相場では、需要が急激に増加したことから取引速度やコストが上がったことも指摘されており、セキュリティを含めた技術面で日常生活での使用にはまだ課題があることがわかっています。

Chang氏は、規制当局による仮想通貨の規制が下落市場の要因であることも主張しています。さらに、さらなるブロックチェーンの発展は仮想通貨とは別の方向で進むかもしれないとして、以下のように続けます。

「規制の問題を解決していくことは非常に難しい。私たちはブロックチェーンを仮想通貨と別に考える必要がある。ブロックチェーンにおける進歩はこれまで多くあり、実際に成功しています」

 




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