現在、100ヶ国以上で利用され、約4,000万人のユーザー数を誇る大手SNSアプリ「MadLipz」内で、仮想通貨キン(KIN)が利用可能となっています。同アプリのユーザー同士での送受信や、特定のアクションを実行することで獲得が可能です。
「MadLipz」が仮想通貨キンを統合
大手SNSアプリ「MadLipz」は、昨年末の「The Kin Foundation」との提携により、仮想通貨キンを同アプリ内での報酬メカニズムに採用しています。
短い動画を作成しアップロードできる「MadLipz」は、iOSだけでも20ヶ国で利用され、GooglePlayでも8ヶ国において総合1位を獲得しており、昨年だけでも2,900万回以上ダウンロードされている人気のアプリです。
また80ヶ国の言語がサポートされており、4,000万人以上のユーザー数がいるとされています。ユーザーは、「MadLipz」内を通じ簡単にキンを送受信したり、プロフィール写真の更新や動画を作成する事でキンを獲得する事が可能になっています。
同アプリでは、110万~130万人のアクティブユーザーがおり、その中で既に毎週22万~26万人のユーザーが積極的にキンを報酬として獲得していると報告されています。
これまで仮想通貨を獲得できるアプリとして人気だったのは同じくキンと提携しているAR美容アプリ「Perfect365」ですが、これを遙かに凌駕している事になります。
仮想通貨の更なる普及へ
「MadLipz」の共同設立者であるAmir Alikhanzadeh氏は次の様に述べています。
「アプリのランキングも急上昇しており、これはキンの統合がユーザーに高く評価されている証拠でしょう」
さらに、パートナーシップの拡大や、アプリ内でのKinの使用方法を増やす予定である事も明らかとしています。
キンはこれまでに150万個ものウォレットが作成されており、使用状況を追跡するサイトによると合計27個ものアプリで使用されています。
1番最初にキンを採用したアプリは「Kinit」と言われるアプリで、これはユーザーが企業から依頼されたタスクをこなしたり、調査をする事でその報酬としてキンを獲得する事ができます。
現在、大手SNSアプリの仮想通貨業界への参入や独自トークン開発などのニュースが目立ってきています。そのため今後、仮想通貨が流行し普及するのはSNSやゲームなどのアプリからである可能性が示唆されます。
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